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加湿器が招く「肺炎リスク」

連日寒い日が続き、
暖房器具を使用する頻度が
多くなっていませんか?

暖房器具を使用することで、
部屋が乾燥しやすくなるので、
加湿器を使用されている方も
多いかもしれません。

加湿器の使用法によっては
「加湿器肺炎」を引き起こす可能性
があります。

今日はその原因と対処法について
お話していきます。

加湿器肺炎とは?
加湿器の中に発育したカビや、
場合によってはレジオネラ菌などを
吸い込むことで起こる。

カビ自体は病原性が弱く肺に
直接炎症を起こさせることはなく、
肺や気管支がカビによるアレルギー反応を
起こすことが加湿器肺炎の原因となっている。

加湿器肺炎に注意が必要な人
高齢者や新生児、持病などによって
抵抗力は弱っている人は要注意

加湿器で室内を加湿する場合、
湿度は40~60%に保つ

※湿度が低すぎると、乾燥したりウイルスが
活発になり、高すぎてもカビの発生
につながる


加湿機は大きく分けて4種類

1スチーム式
2気化式
3超音波式
4ハイブリッド式(加熱気化式)

水を沸騰させて蒸気を作るスチーム式の
加湿器では、カビや細菌が空気中に
散布される心配はほぼありません。

超音波式や気化式加湿器では、
タンクの水がそのままエアロゾル
(微粒子)となって室内の空気中を漂う
ので注意が必要

ただし、どの加湿器もタンクの
水洗いは毎日必ず行う

加湿器の「水」は水道水を使う
水道水は塩素処理されており、
雑菌が繁殖しにくいため

ミネラルウォーターを使うと、
塩素が含まれていないため
加湿器内の水に細菌が
繁殖しやすくなり、
カビの原因に繋がります。

加湿器を上手に使用しながら、
冬を乗り切りましょう。


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