哀悼 志村けん「キネマの神様」観たかった
永らく起動停止していたジョーバに乗り、15分の長さから意識をそらすためにも、本棚の本を選んだ。
志村けんが主役で映画になるはずやってんなぁ。亡くなったときのニュースで知ったけど、なんてぴったりのキャスティング。ほんま、観たかった。
読み返して、ジーンと来てシーンと感じる。浜田マハ、好きなんです。好きやから、一気にたくさん買ってしまうと、その分読み終えてしまう終わりが早く来てしまうことになるから、買いすぎないようにセーブしてるくらい。
でも、やっぱ好きやねん、って近畿圏の人間にはソウルミュージックな、たかじんの歌が飛び出てしまう。近畿圏生まれではないのに(笑) 20年以上たてば、関西人。あめちゃん言うし。
脱線した。
ストーリーは、ギャンブル好きで、調子よくて、借金してて、映画が好きで。ダメ親父そのまんまで、自分に正直なあまり周りに不誠実なところなんかは典型的なギャンブラー。なのに、古びた言葉づかいで、映画が好きでただ書き記したい、そんなところが映画雑誌のウェブサイトに連載されることになり。。。次の展開が気になって、ずんずん読み進んでいく。面白く、真面目に生きてる方からすれば理不尽で、あったかく、そして街の小さな映画館のなんとも言えない空気感。その空気の匂いまでかげそうな、文章力。
何を書きたかったのか、わからなくなってきた。
キネマの神様、どうぞ読んでください。ただ、それだけやった。