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mirumin(みるみん)
2021年7月2日 12:10
「墓参りをしよう」と思い立つことがやけに増えた。無数に立ち並ぶ墓石や卒塔婆を見ていると、不思議と心が穏やかになる。若い頃は怖くて、不吉で、陰気で、親戚の法事でもなければ行くことのない場所だったが、最近はとりつかれたように墓所に親近感を感じてしまう。さすがにまだ「お迎え」という年齢ではないが、それなりに、歳をとったということだろうか。母方の墓所は麻布山善福寺にある。平安時代に弘法大師によって開山