読書せよ。
「頭よくなりたい(歯ぎしり)!!」と呟いていたら、
彼氏が哀れむ目で、
ニュース番組のコメンテーターの人が、炎上した話をしてくれた。
その人は筑波大学の教授だけど、学生に、自分の研究分野の論文?本?を100本は読むように指導してるとか。自分もそんな風な教育を受けてきたから、とのことで。
彼氏曰わく、これはもっともな話だと。こんな風に英才教育をうけたら、こんな人間に育つんだなと思ったそうだ。
それに、それくらい読めば、たしかに基本的知識も入るし、新しいことをやろうとしても、何かしら見えるはずだよね。
ただ、この教授は若くて超エリートで頭良いが、悲しいかな、好感をもてる態度や服装ではなかったから、正論なのに、視聴者から反感かって炎上したんだろね、というオチつきだった。
炎上と、インテリと、真に頭良いとは?
(おそらく、炎上したことと、その人が番組で話してた内容の中身は関係ないんだろうけど)、
それらの相関関係については、別に議論の余地があるとして。
「読書せよ。」である。
「とにかく読書せよ」というのは、
私が好きな藤原和宏さんも言っていた。
藤原さんは、元リクルートの人で、
初の民間校長もやった、やり手の人。民間で培った方法で、ビジネス書も書いてるし、教育関連の活動をしてる。
その藤原さんが勧めているのが、
量的に読む読書なのだ。多読。
すぐに違いはわからないかもしれないけど、
続けていると、必ず、違いが出てくるらしい。
社会人になっても、読書を続けるか、続けないかで、差はあるとのこと。
ライフネット生命の創業者・出口治明さんも、同じようなことをどこかで話してるのを読んだ。
働きだしてから去年くらいまで、
しばらく、ろくな本を読めてなかった。
自己啓発系の本が多くて、あとは雑誌か。
読み物としての読書をスッカリしなくなっていた。
読み物としての読書を区別するのは、
ちょっとえらそうだけど、
自己啓発本やハウツー本、雑誌はなにを読んでも、繰り返し読まない。
通り過ぎる本、という感じが私にはある。
ストレス解消や気分転換に読み流すといった感だ。
情報の新鮮さ、情報の有効さが、
その本の基準だからかもしれない。
逆に、私が「読み物」と感じてるものは、
小説や、
古典と評価されてる本で、
何度も読み直す。
何度読んでも、なにか新しい気づきがある。
何かしら、心に残るものがある。
古びない知恵が、基準なのかもしれない。
そういう読書をコツコツして、
自分の実にしたい。
そして、社会人の読書は、意識的にしないとなかなか難しい。
他のことに時間をつかわず意図的に読書を選ぶ、 読書する時間を作る必要がある。
昨日から読んでるのは、
こちら。
やりたいこと、仕事の作業、プライベートと、
やることが増えるにつけて、
パフォーマンスを上げるには、
体のメンテナンスも必要と感じている。
体が丈夫でないと、
まず、集中や持久力が保てない。
仕事も量をこなせない。
私の知り合いには、寝る時間を削って、
論文書いたり、読んだり、
遊んだりしてる人がいる。
同じ事を勧められても、私には無理!(汗)だ。
体力には個人差もあるし、
自分なりの改善はないかと、考えている。
人のメンタルやパフォーマンスには、
食べ物も、かなり影響してるとのこと。
内容としては、ざっと読み、
あとは実践するか否かの本だし、
食事と健康にもともと興味があるので、
すぐ読み終わりそうだ。
これを読み終わったら、
久しぶりに、堅めの本を読もうと思っている。