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海王星はダイヤを生むのかも

宇宙のことを考える。
地球からどんどん遠く大きな世界を調べて、また地球のことを考えると、地球がとても愛しく感じる。
私がこの地球の質量のちっぽけな一粒に過ぎないのが嬉しい。

最近、海王星が好きだ。
太陽系惑星の中で一番はじっこをまわる惑星。
太陽の光がほとんど届かないガスと冷たい氷の星でありながら、中心の高熱により強風が巻き起こるカオスな星だ。
海王星のことを調べながら、私は何か不思議なシンパシーを抱いた。

私の人生は、ほんのり薄暗い。
自分に人に見つかるような光が才能がないことを自覚しながら、内側から焚き付けるような感情が湧き上がってきて心に強い風が吹き荒れることがある。
目に見えない海王星に、ほんのり自分を重ねて好きになっちゃった。
なんだ私、結構私のこと好きなんかなと思ったり。
へんなの。

海王星では、ダイヤが生まれていると予想されているらしい。
私はそれを信じたいと思う。
冷たく荒んだ心の奥で、熱を持ち続ければダイヤが生まれるんだって。
そう言うロマンが一粒の私には必要なのだ。

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