👷建設業を退職して思った
施工管理の仕事が好きで
ほとんどの職歴は建設業だ。
外作業が多く、現場によっては通勤にも
かなり時間がとられることもある。
でも、現場への行き帰りに見る風景や
途中で他社の現場があったりしてそれを
眺めることも楽しい。
心機一転で入社し自分なりに
頑張ってきたが突然の病やその他もろもろで
退職のはこびと相成った。
内勤で図面作成や補助業務をやって
もらいたいといった提案もあったが熟慮の末
お断りした。
地方の小さな会社だったので
ローカルルールがあり一般的な会社の決まりごとなどはあまり通用しない雰囲気の会社だった。
良くしてもらった会社なので感謝はもちろん
しているが、こちらも頑張って利益も上げていた。
会社の規模は職業選択には全くといっていいが
こだわりがない。
自分が十分に力を発揮できればどこでもやっていけるからだ。
でも気を付けたいのが、会社の仕事が分業化されているか。これを一人で全部まとめてやりなさいなんて会社は選ばない方が無難だ。
「営業」「積算」「設計」「施工管理」
ほとんどの会社はこういった仕事は分業化されていてそれぞれに専門部署があり、基本「営業」であれば営業のみの仕事をする。
ただ、小さな会社だとこれらの仕事をほば一人で賄う場合がある。
「できる人が損をする」
というのが当たり前に行われているんですね。
これは
「うちの会社は人数が少ないから何でもやってもらわないとダメなんだよ」
という最近はやりの
「やりがいの搾取」
だと感じます。
こういった会社がいくつも存在することで
「しっかりと仕事ができる人材が
定着せずに離職する。」
ただ、別の建設会社に再就職するのなら
人材の流出は防げるのでまだ良いのですが
「もう建設業はいいや。べつの業種にする。」
こういう考えの人たちが増えてしまうと
業界としては大打撃となります。
わたしは現在再就職に向けて準備しており
何とか施工管理の仕事をやらせてもらえそう
なので良かったと思います。
これから退職される方
また、新卒で就職される方
会社のホームページだけでは読み取れない情報が たくさんありますので、転職サイトのレビューを読み込んだり他の口コミなどを見たり、以前にその会社と何らかの接点があった人などがいたら
しっかりとどういう会社が確認しましょう。
人事部、総務部、経理部、などしっかりとした組織がある会社をまずは選択肢に入れましょう。
わたしは大企業とかは気にしません。
地方の会社も雇って頂ければ有難いです。
でも、企業として成熟していない会社は
選択肢に入れたくありません。
専門分野を生かして会社の役に立ちたいからです。