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zu_w36
ご先祖さまに想いを馳せる
今日は私の人間としてのルーツについてです。
母方のご先祖さまは、源氏の落人だと聞かされました。
両親が結婚する時、父方の親戚が母の家系を調べてわかったことでした。
源氏の落人といってもどの時代なのかわかりませんが、母は四国の出身なので、源平合戦で屋島で落ち延びたのかなと妄想するとロマンを感じます。
父方も気になって調べました。
だって母の家系を気にするくらいだから、それなりに立派な家系だったのではないか?
妄想半分、興味半分でした。
苗字から推理して、私の父方の家系は戦国時代に駿河国の国衆だったのかなと思い、大河ドラマ「おんな城主 直虎」を、あの混乱と苦難の中で命を繋いでくださったご先祖さまに感謝しながら観ていました。
もう少し詳しく知りたいと思い、いろいろとネットで調べていたところ、実は武田家の家臣だった事がわかりました。
苗字から地元の郷土史のようなものにたどり着き、なんとなくご先祖様が私に教えてくれたのかななんて思ってます。
お館様(信玄公)の命で当時同盟関係にあった今川氏が治める駿河国にやってきました。
今川義元公が桶狭間で討たれ、今がその時と信玄公と共に駿河国を切り取り、
さあこれからという時に信玄公が身罷り、新しい主君であった勝頼公も家康公に討たれ、心中はいかばかりだったでしょう。
敵地となった駿河国で中で大変なご苦労があったと思います。
徳川家の軍門に下り、悔しいこともあったでしょう。
主君と一緒に果てることもできたのに、それでも命を繋ぐことを選んでくれたご先祖さまには感謝しかありません。
ありがとう。
本当にありがとう。
皆様に愛と感謝と祝福を贈ります。
悟りの光が現れますようお祈りします。