晩年ダイエッターが本気になるまで
最近の私の生活の中心はダイエットである。
というより、食事と体を整えること。
人として当たり前のことだろ!
という突っ込みが聞こえてこなくもないけれど、私はこれまで全然できていなかったし、しようとも思わなかった。
特別長生きしたいという願望もないから別に健康に興味がなく、健康を気にするのは、長生きしたい人がやることだと思っていた。
それよりも食への興味が勝っていた。
美味しいものを好きなときに食べることこそ幸せ。
それしか手っ取り早いストレス解消方法もないし、と。
好きなものを食べて太るのも、早死するのもしょうがないとさえ思っていた。
これだから晩年ぽっちゃりで人生を歩んできていた。
でも、ここ2年で人生最大級に肥え、ぽっちゃりでは済まされなくなってきたことにより、健康や日常生活に支障が出てきていました。
高血圧になり、血液検査はHマークが軒並みつくようになった。
心電図に異常が見られるようになった。
生理痛やPMSはもともと重いけど、ますます重くなり、生理は不順になった。
首周りに肉がつき、いびきをかくようになったし、なにより横になると息がしづらくて心地悪くなった。
吸入機が手放せない喘息持ちにもなったり、腰痛を抱えるようにもなった。
その他にもお風呂のとき背中が洗いにくいとか、足がつりやすいとか、、、諸々こまごまとした不調や不便が絶えずある
そんなふうになって初めて健康に興味を持った。
いくら長生きする気はないといっても、
生きている間は健康でいたい。
健康を損なってはじめて切実にそう思った。
不健康にならないとそんなことも分からないアホだったのですね、、、私は。
追い打ちをかけるように会社の健康診断の通知が来て、焦りと憂鬱がピーク。。。
ここで、仰天ニュース風に言うと、
ダイエットの神が降りてきた……!!!
一念発起しました。
今は良い時代。
youtubeがあるし、アプリがある。
youtubeだと、みおの女子トレ部さんや、竹脇まりなさんのチャンネルを参考に、まずは食事を整え、あすけんというアプリに毎日口にしたもの全部記録。
あすけんは、自分が口にしたものの各栄養素がどれくらいか教えてくれるアプリ。
食べたもので体は作られているのだから、
それを全部管理して、足りない栄養素は補うし、摂り過ぎた栄養素は控える。
とにかく、PFCバランスを整えて、カロリーオーバーしないようにする。かつ、摂取カロリーは基礎代謝を大きくは下回らないようにする。
とんとんより、ちょっと下回るくらい。
そして
食べないダイエットは絶対にしない。
それをしてしまうと、体が省エネになって、食事を普通に戻したときにリバウンドするし、代謝が悪くなり痩せない体作りをするようなものだから良くないと、みおの女子トレ部で教わった。
PFCバランスの整ったものをしっかり食べる。
端的に言うと意識するのはこれに尽きるのだと思います。
あとは体に良い食べ物や、食べ方を少しずつでいいから勉強していって、それを実際に食生活に取り入れる。
嗜好品もすぐにはやめなくても、少しずつ減らす。
がちがちに我慢しなくて大丈夫でした。
あと大事なのは生野菜。とにかく1食につき必ず野菜を1つはつける。難しいときは手っ取り早いトマトジュース。
あとは、歩数を増やすように意識的に歩くよう努めた。
それをこの1ヶ月半ほど、自分なりにやってきました。
その結果がこちらのグラフです。
1ヶ月半くらいでマイナス7.4kg。
そう言うと、無理してない?大丈夫?と言われることもあるのですが、これが全然無理してないんです。
元の体重が多すぎるから減りやすいというのもあるかと思いますが、栄養バランスを整えて食べていればちゃんと痩せるし、ストレスフリーで居られます。
ようやく最近、周りで痩せたことに気付いてくれる人がちらほら出始めてきて、喜びを感じているところです!
(気付いてくれた人、本当にありがたい!泣)
2週間前にあった職場の健康診断でも、お医者さんに褒めて頂けたし、「この調子でぜひそのまま頑張っていって!」と言ってもらって、健康診断で初めて嬉しい気持ちになることができました。
あと、前半あたりで挙げた不調や支障もだんだんとですが、改善されてきてます。
血圧も少しずつ下がってきてるし、喘息も腰痛も落ち着いてきたし、何より首や顔周りの肉がいちばんなくなっているので、いびきもしなくなったようですし、横になったとき苦しくなくて安眠できます。
足もつらなくなり、背中もちゃんと洗えます
(それが当たり前や、、、w)。
PMSは、、、もともと重いせいかあまり変わりませんが、長い目で見ていきます。
それでもまだ標準体重ではないので(どんだけ〜)、
ダイエットに至る経緯や体重を晒すのは恥ずかしさもありましたが、
人のダイエット記録を見ると、興味深くておもしろいし、励まされるから、見るの私は好きなので、
私のこの記事も誰かにとってそうなれたらいいなと思ったし、
自分がまだまだ頑張るモチベーションを維持するためにも、ここに記してみました。
読んでくれて、ありがとう。
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