覇者になった日
昨日、私、覇者になりました。
突然なんの話?って感じですが。
沖縄県南城市で毎年のように開催されている、
尚巴志(しょうはっし)ハーフマラソンを完走しました!という報告です。
3時間15分という制限時間なのに、
3時間ちょい過ぎにゴールというギリギリで生きていたいにも程があるタイムなんですが、時間内なのですからちゃんと完走は完走です。
覇者というのは、
「新里坂(読み:しんざとびら。この大会の最大の難所で、高低差150ⅿの坂。)を制する者は覇者となる」
という大会のキャッチコピーからきているようで、完走したらいただけるメダルも、完走メダルではなく、「覇者の証メダル」と呼ぶらしい。
新里坂はかなりの難所で、ランナーを非常に苦しめますが、
(実際めちゃくちゃ体力奪われて苦しくて私は走れなかったし、登りきっても疲労感でしばらく走り出せなかった・・・でもしばらくして見えてきた給水と応援で復活!本当にボランティアの方々、ありがたい!!)
そのあと見えてくるニライカナイ橋からの景色は絶景で、しかもかなり長く続く下り坂。
この飴と鞭のようなコースがこの大会の人気の所以なのかも。
私の写真フォルダにあまりまともな写真がないので、
大会についてはこちらの動画がおすすめ。
私が一年前にこの大会に出たいと思ったきっかけがこの動画でした。
三津家さんがこんなに楽しく走ってる姿見たら、目指さずにはいられなくなったんです。
(それに映ってる他の方も楽しそうに走ってたり、応援してたり、とにかく楽しそう。)
でも、ほんとうに自分でも想像していませんでした。
私なんぞがマラソンに出るようになるなんて。
だって物心ついてから昨年の中頃までは、マラソンの大会にお金を払って出る人や、日常的に走っている人の気持ちがとてもじゃないけど解らなくて。
それだけ走ることに苦手意識があって。
それに、私は運動というものを学生時代の体育の授業でしかやったことがない。
(しかもそれも苦痛でしょうがなかった……)
運動の部活にも入ったことなかったし、習いごとも文化系。
大人になって、誰かがマラソン大会に出ると言ったとき、応援する気持ちやすごいなと思う気持ちはあっても、私が出ることはないんだろうなと内心なんとなく思っていました。
ところが、転機があったのは昨年食事管理のダイエットに取り組んでいて肥満体系からかろうじて普通体重になりかけた頃。
足に負担がかからないから運動も取り入れてみようと思いウォーキングが習慣化。
でも、普段から歩くのが速い私にとって、物足りなくなるのも早かった。
ウォーキング時の歩くスピードがどんどんちゃきちゃきになってきて、速すぎて、そのまま走れるんじゃ?走ったほうが楽しいのでは?と思い走りはじめたのが走り始めたきっかけ。
なんかあんまり無いきっかけかもしれないけど、
新しい趣味を持ち始めるきっかけは人の数×趣味の分あるのですね。
満身創痍の今、次のマラソン大会の目標は全然決めていませんが、
とりあえず当分はこれからもちょこちょこ走って今の走る体力は維持し続けるのが目標。
目標というか趣味だから、気楽に気持ち良い程度にが一番ですね。
その延長線上に次の目標が見えてくるのかも。
走るほうもいいけど、今回走ったことでたくさん助けていただいた、ボランティアや応援にも興味が出ているし。
若いとは言えない年齢になったけど、
人生いつどうなるか、どう変わるかわからないもので、
こんな自分でもハーフマラソンを完走することができたのが
とにかく嬉しい。
そんなただただ喜び全開記事ですみません。
読んでくれた方、ありがとうございました。
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