[介護]在宅介護から施設介護に変えたキッカケ
本人の意思で施設介護に入るケースは、
案外、少ないかと思う。
なかには、自立していて介護も不要だが、
人気の施設に入る為に、早めに本人の意思で
入居するケースはあるように思う。
人気の施設は満室のことが多く、
なかなか入居が難しいからである。
親が施設介護に移行したキッカケは
主治医とケアマネの意見であった。
当時は特に疑問も抱かず、
主治医とケアマネの言うことにわたくしは従い、
嫌がる親を説得して、なんとか入居に漕ぎづけたが、
なかなか大変であった。
たしかに独居での生活が困難な状況ではあった。
その為に介護費用もかさんでいた。
結果的には、施設介護に移行して、
一週間で親は明るくなり、
通院先の看護師さんらも、
親の変化に驚き喜んでくださった。
施設には常に人がいるので、安心感もうまれたのだろう。
入居先での生活を親はとても気に入り、
その施設は家族の宿泊もOKだったので、
たまに、わたくしは宿泊したりもした。
わたくしにとっても、居心地の良い空間であった。
高齢の親族が施設入居に至ったキッカケは、
「迷子による警察の保護」であった。
ただ、在宅介護と施設介護で意見が割れた。
特に、親族は介護サービスを
受けていたわけではないので、
在宅でいいのではという意見もあった。
結果的には、施設介護に移行したが、
入居時、その親族はとても嫌がった。
「やめるなら、やめてもいいんだよ」と
その親族に言った人もいたが、結局、入居した。
そんな親族も、いまはお友達もできて
とても楽しそうに生活している。
体調も自宅にいるときよりも、
ずいぶん良くなった。
在宅介護から施設介護への切り換えに迷う場合、
戻る家がある場合、在宅介護に戻ることも可能であるので、
施設介護を試してみるのもいいように思う。
結果的に、体調等好転することも少なくないだろう。
ショートステイや体験宿泊ができる施設もあるので、
まずは、体験宿泊やショートステイから入ってみるのも
ひとつの方法かと思う。