田の中を歩く
ここのところ雨以外は頑張っている散歩。
最近はずっと街歩きだ。
丘の上の住宅街のあちこちの道を通ってみた。
この住宅街は当時の地域振興整備公団が宮崎学園都市として開発整備したもので1988年に宅地分譲を開始。
宮崎学園都市 - Wikipedia
当時は街づくり条例があって、高いブロック塀を立てない、周囲と調和のある色、などいくつか決まり事があった。
それから街は住民と共に歳を重ね、建て替えた家もあるけれど、ブロック塀や高い柵が少なく生垣が多い開放的な街並みになっている。
ここまで隅々まで歩き回るのは初めてだが、通りや地域によってがらっと表情が変わって面白い。
今日は旦那が「そろそろほとんどの通りと道を歩いたね」というので、「じゃ、川の土手に挑戦してみるか」
一帯は加江田川と清武川という2つの川に挟まれ、斟鉢山 (くんぱちやま)のある鵜戸山地も加江田川の向こう側に迫っている。
斟鉢山 (くんぱちやま):500m - 山と溪谷オンライン
子供たちが通っていた小学校は丘の端、山も近いところで、木をふんだんに使った校舎の窓からは広がる田んぼと迫る山並みが見え、どこのお山の分校か、という雰囲気が好きだった。
ただ、そちら方面は自転車でも車でもあまり行ったことはない。
で、車も通れそうな道を加江田川目指してどんどん歩いた。
途中で向こうからくる車が見えてこっちに来るのかなと思うとまっすぐ田んぼの中の道を走って遠ざかる。
結構、田んぼの中に自動車が普通に通れる道があって、普通に車が走っているので驚いた。
道は途中で曲がりなかなか土手にはたどりつかず、大きい橋まで行ってやっと渡れた。土手の上や河原には道はなかった。
そのままぐるりと対岸を大回りして戻った。1万歩ちかくあるいた。
田植えの終わった水田に山並みと白い雲が映りこむ。
『となりのトトロ』を見たときに、田んぼをわたる風の匂いがわかる子に育ってほしい、と移住を決めたんだっけ…。