前の読書メモの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」や「資本主義の方程式」も同じ主題です。
「資本主義の限界」がマイブームのようです。
技術革新が起きて生産性があがったのに仕事量が減らないのは、成長をやめられない資本主義による「ブルシットジョブ」や「資産選好」などケインズも想像できなかった現象のせいなわけです。
同時にヒッケルも読んだので、次は「資本主義の次に来る世界」の読書メモになります。
わたしの読書メモが引用メインな理由は、自分のことばにしてしまうと一気に劣化するからです。ここは、と思った箇所は何度も読み返したいのでそのまま引用しています。それが読書感想ではない理由ですが、マルクスも「あらゆる読んだ書物から抜粋をつくる習慣を身につけた」というのを知ってちょっと嬉しい。