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移動平均線とは


移動平均線は一番有名なテクニカル指標といってもいいかもしれません

でも、実際移動平均線がなんなのかを理解して使えてる人は

あまり多くないように思えます

そんなわけで、今回は移動平均線についてなんとなく語ってみようかなと

思います。

まず、移動平均線の、平均とは何の平均でしょうか

そう、終値の平均値です

つまり、移動平均線というのは、現在を基準として、

過去何日間の終値の平均値を結んだ線のことですね

要は、5日移動平均線であれば、5日間の終値の合計を5で割った数を

結んだ線ということになります

色々な期間の移動平均線がありますが、僕は20SMAだけを使っています。

そして、よくくる質問で、

どの数値の移動平均線が1番効くかと言うのがありますが、

結論としては、そんなものはありません

自分が効くと思った期間の移動平均線を使えばいい、

逆にいうと、どれでもいいということになります

結局、移動平均線の上にろうそく足があったとしたら、どうでしょう

20SMAを表示し、現在のろうそく足が上にあった場合は、

20日間の平均よりも上ということなので、

その間に買った人は利益が出てる可能性が高いということになります

平均値より高い位置にあるのだから当たり前ですね

まず、この事実を知りましょう

さて、移動平均線は、なぜ移動平均線という名前なのでしょうか

終値の平均値を結んだ線なら平均線でいいはずなんですね

この移動というのは、何を移動してるのかということですね

それは、平均値を移動してるということになります

つまり、5日の平均値を本日の位置に移動してるということですね

では、なぜ移動させるのかというと、

平均値を本日の価格の位置に移動することで、

平均値と本日の価格を比較しやすくしてるためなんです

それにより、平均値より現在の価格が上、つまり移動平均線の上に

ロウソク足がある場合、

過去5日間にロングした人は利益が出ているということになりますね

僕は、移動平均線の上にロウソク足がある時は、

買い領域であるという話をしています

それは、この話が根拠になってるということですね

このことがわかると、

なんで移動平均線の上にロウソク足があると

買い領域で下にあると売り領域と言ってるのかが

理解できるかと思います

有名な、ゴールデンクロスとデッドクロスの意味もこの話を

理解していればなぜそう言われているのかがわかるかと

思います

冒頭に、どの数値の移動平均線が効きやすいかという質問に対して

そんなものはありませんよと答えると言った意味もこれで

わかるかと思います。

20MAだろうと50MAだろうと75MAだろうと関係ないわけなんです

あとは、その数値を使って自分がどういうトレードをするのかということが

重要なんですね

全てのインジケーターにおいて共通してますが、きちんと意味を考えて

理解して使わなければそれは使ってるとは言えないので、きちんと勉強して

うまく利用するのがいいですね


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