第三回輪読会「TRUST FACTOR トラスト・ファクター~最強の組織をつくる新しいマネジメント」
第三回の輪読会は「TRUST FACTOR トラスト・ファクター~最強の組織をつくる新しいマネジメント」です。
ミラマネの1期生は各チーム3~4名の3チームに分かれてプログラムに参加しています。そして、各チームごとに輪読会及び講座を受けていきます。
今回も、同じ課題図書についてディスカッションしたところ全く異なるテーマで盛り上がりました!その輪読会の様子を一部お届けします。
TRUST FACTOR トラスト・ファクター~最強の組織をつくる新しいマネジメント
信頼関係。
よくいろんなところで、聞きますが、組織をつくる上で信頼関係をどのように構築し、どのように事業に繋げていくのか。
改めて、マネージャーの皆さんとメンバーとの関係性を分析するための一つの指標として、こちらの本を参照していきます。
各チームごとのディスカッション
Aチーム:そもそも自身を信頼しているのか?
本書では「信頼」を実現する8つの要素が紹介されています。
「委任する」ことについて
Aチームは、「委任」についてからディスカッションがスタートしました。
何を、いつまでに任せるのか、その時間軸を明確にすることが大切だという意見がでました。業務のスキルや重要さによって、どれだけ任せるかは調整する必要があり、もしマイクロマネジメントが必要と思ったら、しっかりと向き合うべきだという意見も出ました。成長の速さは個々に違うので、それを尊重しつつ、目標は日々変わるという考えが共有されました。
マネージャー自身が自分を信頼できているのか?
後半は、マネージャーが所属する会社に可能性を感じられているか、そして自分自身が価値を発揮できるかどうかが議論の焦点となりました。また、本書のテーマである「信頼」から"そもそも自身を信頼しているのか?"という問いが投げかけられました。"自分自身が自分を満たしてあげているのか?自分を信じて頼りながら進めているのか"という観点からも議論が発展しました。
Bチーム:チームや他部署との信頼関係構築
信頼とは、相手との「感情的」な結びつきであると著者は述べています。
チームの信頼関係
ディスカッションでは、「チームの信頼関係」について取り上げられました。メンバーが自由に意見を表現し、「NO」と言えるような環境が整っていることが信頼関係の証しであるという意見が出ました、また、「個人的にやばそうって時に相談をしてもらえた時に信頼されていると感じたという経験談から、問題や懸念事項を開放的に共有できるのかを一つの指標にしているという話も共有されました。
他部署との信頼関係
ディスカッションでは、チーム間だけでなく他部署間の信頼関係の構築についても深く掘り下げました。具体的には、関連部署との連携の難しさについての観点から話を進め、それぞれの視点や意見を尊重し、相手の言葉で意思疎通ができているかどうかが信頼関係を築く上で重要であるとの結論に達しました。
Cチーム:メンバーの成長とフィードバック
本書では信頼を表す1つとして「オベーション」について紹介されています。
成長と期待の管理
ディスカッションは「会社や上司からの期待が何であるか」から始まりました。若いメンバーに対する期待について話し合い、「プレイヤーとしての成熟、そこが一つのラインである」という意見が出されました。また、「成長していると思うかどうかを個人と確認することが大事」という意見が共有されました。
フィードバックとオベーション
「フィードバックやオベーションは、感謝を大事にすること」や「オベーションにもコツがあること」など、効果的な方法について掘り下げました。フィードバックはリアルタイムで提供されるべきであり、さらに「いいところから伝える」というアドバイスが提供されました。また、課題の設定や改善のためのギャップフィードバックについても話し合われました。
次回予告
次回は講座パートの第三回目「マネージャーに必要な手法」です。
今回の輪読会でも学んだ組織についての学びを深めていきます。
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