【体のこと】FREE-好きに体を動かす時間-
1月4日から歯医者に通いはじめ
本日、痛みのあった部分に新たな詰め物が入り
日常が戻ってきました。
人生において
歯が痛い時間と痛くない時間を比べた時
圧倒的に後者の時間が長いです。
歯の痛み、神経の痛みは放置できるものではないため
どうにか歯医者に通います。
痛みのある時間は
普段できていたことがしんどく感じる。
作業をこなすことができても
サクッとこなすのは難しく、
何かしらの負担を感じるものです。
30代までに肉体が完成し
それを使って生きて10年、15年、
20年と時が流れると、
無意識下に負担をかけていた部分に
違和感を覚えます。
歯科における処置と同じように
違和感のない時の状態を
取り戻せる時もあれば
それが難しい場合もある。
年々、「処置→復帰」の流れは
難しくなっていく。
ある程度の「歯痛のような状態」を
抱えて生きていくことになる。
中年が精神的に不安定になるのは
体の要素が大きいと、
中年に差し掛かって気づいた。
他人にキツくあたる
配慮のない行動をとったり
暴言を吐いたりする
これらは睡眠不足を筆頭とした
体への負担が引き起こしている部分が
大きいように思う。
先天的にキツい言動、
行動をとっていた人は輪をかけて
そのような状態になる。
「若い頃、寝なくても大丈夫だった」
「若い頃はどうにかなった」
というのをお守りがわりにしている人は
「乗り越えられない自分」に対して
体も心も耐えられない。
睡眠時間の確保、栄養バランスの良い食事、
適度な運動
提示される健康的な要素を実現するには
圧倒的に時間が足りない。
時間が確保できても
満足いく睡眠がとれなかったらはじまらない。
私自身、常にここを気がかりにしている。
満足いく睡眠と
体を動かす時間を持てた上で
生活が成り立つこと、
それが保証された時
やっと栄養バランスに気持ちがむく。
フリーランスという生き方は
この流れにのれていなければ
決して成功とは言えない。
25年目にしてまだ途上なのは
体と精神の紐付きを意識しないまま
中年にさしかかったことが大きい。
「手足の動きは、
表情よりもさらに優位に感情を動かす」
という研究が、世界各地で進んでいる。
手足を自由に楽しく動かせば、
そのような精神状態になる。
裏を返せば、じっと動かさないでいたら
じっと動かない精神状態になる。
子供の頃、教育テレビ
「おかあさんといっしょ」の中の体操のコーナー
「ぞうさんのあくび」
カメラ前で緊張していた子供達も
楽しい動きばかりの体操で
自然にテンションを上げていく。
走り回るだけの、自由な時間が数秒あった。
中年には、これが足りない。
楽しい動きばかりの体操と
走り回るだけの自由な時間。
型とフリースタイル、
この両輪をまわすこと。
まずは手と足が楽しめる時間を。
そして、解放される時間も。
時間があり、健康がベースだったころは
想像がつかなかった。
保健の授業で聞いた
「スポーツで発散」は
14〜15歳よりも44〜45歳のほうが
実感を持って受け止められる。