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黒板は相合傘の落書きのためにあったなぁ 〜黒板はデジタルへ〜
群馬県高崎市の「あなたの街の看板屋さん」未来社の"M"です
実は愚息は京都で中学教師をしております。字はあまりお上手でなかったので心配でしたが、「板書は一切せえへんわ。タブレットだけやで」とエセ関西弁で答えます。
サムネ画像はコチラから
先生が板書を書き終わるのを待って授業が進む昔と違って、タブレットをシュッとするだけですから、さぞやせわしない授業になっていると思いきや、さすが愚息、筆者と同じで話を盛る癖があるようでそうでもなさそう。
ただ、授業の準備は大変そうで、授業の内容を一旦デジタルで作り上げておかなければいけないところで時間を取られているようです。
昔の授業風景とはだいぶ様子が違うようなので、授業の進め方といったソフトの部分でなく、ガジェットの方が今日どうなっているのか見ていきたいと思います。
参考にしたのはコチラの黒板を作っている会社
ウルトラワイドプロジェクター型電子黒板
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詳しくはサイトを見てもらうとして、キモは「デジタルと板書の融合」
・教材を大きく映して板書時間を削減。
130インチの「ウルトラワイド画面」で生徒と向き合う時間を増やす
・投影画面が左右にスライド。
教科問わず生徒が集中できる「デジタルスライド機能」
・2つの機器を隣同士で並べて表示。
「2画面機能」でデジタル力と授業の密度が高まる
などのメリットがあるようです。
黒板に先生の影が出にくいように真上に設置できるようにもなっています。
プロジェクター「ワイード」が出来たきっかけ
100年変わらなかった、黒板がある教室環境と、板書中心の授業。そこに大掛かりなICT機器が登場したときに、苦手意識を持つ先生は少なくありませんでした。2009年に文部科学省が発表したスクールニューディール構想を皮切りに、電子黒板の普及が始まり、教室にデジタルが取り入れられるようになります。しかし、その5年後に電子黒板の活用率をデータ収集したところ、導入した後に「電子黒板を使っている」割合が約3割にとどまりました。
もちろん【デジタルを持ち込むこと】は教室にポジティブな影響ももたらしました。「電子黒板を使っている」と答えた約3割のうち85%もの学校が「よりわかる授業を実施できるようになった」と、電子黒板のメリットを実感していました。つまり、電子黒板は、ちゃんと使えたら学びの質を高められるけど、そもそも使うのが億劫なほど使いづらい現状がありました。
使い方が簡単。場所が邪魔にならない。
そして、今ある黒板やホワイトボードと連携しやすい
黒板やホワイトボードとの組み合わせを追求した結果、黒板いっぱいに映像を映せるプロジェクター「ワイード」が誕生しました。板書は子どもたちの思考の手本になり、刺激になる。子どもたちの発言や思考プロセスを整理しながら板書したい。そう考える学校はいつの時代も絶えません。ワイードは「従来の板書スタイルを大きく崩さず、授業が豊かになるもの」を先生と子どもたちに提供することを使命としています。
スライド式大画面電子黒板
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これも「デジタルと板書の融合」の解の一つ。
授業中に電子黒板を左右に動かしながら使えます。
黒板着せかえパネル
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映せる・書ける・配れる・運べる
という特徴の中でも、筆者の目を止めたのは「配れる」
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書いて貼って発表する。
何回も書き消しできる模造紙として、グループワークでも活躍します。
ホワイトボードに着せ替える『だけ』では、ただの板で済みます。
どのくらい導入され、どのくらい活用されているのかは不明ですが、有意義な授業が進められているであろうことは想像できます。
「デジタル『だけ』でなく、アナログにこだわりすぎない」は、学校に限った話でなく我々の周りの話でもあると思います。
"M"
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