「みらいお化けプロジェクト」スタートしました
はじめまして、地球のみなさん。
とつぜんですが、『お化け』って何でしょうか?
『お化け』ってどんな存在でしょうか?
『お化け』は、怖くて恐ろしくて、そしてとても身近にいる存在です。
むかしから、私たち日本人に大切なことを教えてくれます。
例えば、日本に古くからいる「河童(かっぱ)」という妖怪は、川に入ってきた人間をおそうこともありますが、子どもが大好きで、れいぎ正しい子どもをおそいません。
一本足でぴょんぴょんととびはねる「唐傘(からかさ)お化け」は、大切に扱わずに捨てられた傘(かさ)が、うらみで妖怪になってしまったものです。
「人にはれいぎ正しくふるまいなさい。そうしないと、お化けがでるぞ」
「物は大切にあつかいなさい。そうしないと、捨てられた物がお化けになっておそってくるぞ」
昔の人は、お化けを通じて大切なことを、親から子へと伝えていました。
私たちの『みらいお化けプロジェクト』も、こうしたお化けたちと同じく、親から子へ、孫へ――遠い未来へと大切なことを伝えることが目的です。
「地球をたいせつにしないとお化けになっちゃうよ」
「人にやさしくしないとお化けになっちゃうよ」
地球はいま、かぜをひき、ねつをだしてしまいました。
そのげんいんは、私たち人げんです。
地球をよごし、傷つけあってきた人げんをおしおきするために、神さまは人げんをお化けにしてしまいました。
かみさまから与えられた、たいせつなしゅくだい。
地球と人げんを守るための、17の大切なやくそくごと。
わたしたちといっしょに、学んでみませんか?