失敗しないイチゴ栽培のポイント(農業)
こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。
<花芽分化を制するものがイチゴを制する>
花芽分化の条件は平均温度25°c~26°c以下が目安です。
いちごの花芽分化は 秋から冬で気温が低くなり、日の長さが 短い”短日条件”でおこります。
下記の図は温度・日長と一季なり品種イチゴのの花芽分化についてまとめたものです。
ただし現在の栽培品種は平均気温25°c~26度よりも高い温度や長い日長でも花芽分化が可能なものが増えてきています。現在、最も栽培面積の多い「とちおとめ」が 自然の花芽分化を迎えるのは東海・近畿地方の平地で9月下旬以降からで、花芽分化しなくなるのは 4月末頃が目安とされています。この条件で花芽分化すると開花は11月上中旬 から5月まで続きます。果実が収穫可能なのは 12月下旬から 5・6月頃までです。
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