ミニトマトの定植作業! (農業)
こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。
8/11にトマトの定植作業をいたしました。ハウスの大きさは892.8㎡で414スラブ(ココバック1mタイプ)を設置しています。1スラブあたり4本のトマト苗を定植するので、1,656株を定植することになります(414×4株)。
㎡あたり株数は1.86株になります。
定植作業は苗のポットの下面をくりぬき、スラブの上において、スパイク式ドリッパーでポットとスラブを固定するように突き刺していく作業です。
さらに誘引フックから紐をたらして、紐と株をクリップで止めていく作業をします。夏場は暑いので株はスクスクと成長して伸びますが、これをしておくことで株が伸びても倒れなくなります。
いつもは盆明けに定植作業をするのですが、手違いもあり盆前の定植作業になってしまいました。最近の異常な暑さに株が耐えきれるか心配です。ハウス内の温度は40℃を越えています。
トマトの生育の高温の限界温度は35℃といわれており、短時間であれば35℃になっても耐えられるのですが、長い時間35℃以上にさらされると生育障害が起こり最悪は枯死してしまいます。
しかし最近は外気温でも35℃を越える日が多くなっており、ハウス内となればさらに暑くなります。
この暑さを乗り切り、来年6月末まで栽培できれば、27~29段近くまで収穫ができますので、
1房に玉15gのものが15個 実が着くとすると、1房は225g/房、27段までいくと単純計算で225g×27段=6,075g、つまり1株あたりの年間収量は6,075gということになります。
1株あたり6,075gですから、1,656株では10,060,200g(約10t)が単純計算上の目標となります。ただし、収穫段数が増えてくると樹勢が弱くなり、花が落ちたりとするので、収穫の目標水準を考える際には多少不良率などを加味する必要があります。
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