魔力
今日は、今年1月の順位戦C1・▲青嶋六段―△出口五段戦の棋譜並べおよび棋譜ノート書き写しをしました。先手が飛車と銀を交換したあと、その銀を▲45銀と打って後手玉近くの拠点を守った手と、最後の最後で左桂を活用して▲77桂~▲65歩と後手の2枚の角の利きを一気に止めた手が印象的でした。
最近、毎日のように夢に青嶋先生が出てきます。集中して棋譜並べをしていると必ずこうなります。棋譜ってほんとに魔力みたいなものを持っているのではないかと真剣に考えさせられてしまう理由のひとつです。そこにその棋士の表現のすべてがあるのだとしたら、魔力くらいは宿ってもおかしくないと思います。
夢の内容は、覚えていることもありますがたいていは目覚めると同時に忘れてしまっていて、ただ「夢に先生が来てたな」という気配だけが残っています。
明日は青嶋先生の対局日ですが中継がないので、いつものように一日中どうなっているのかを気にしながら生きることになりそうです。