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D2C/eコマース/OMO 【Femtech Femcare コラムコンテンツ】

このnoteはこちらのサイトの記事コラムのサマリーとなります。一部のコンテンツは監修しています。


station F 世界最大のベンチャー基地 at Paris
2021年10月26日

フランス・パリにある世界最大級のベンチャー基地「station F」。「station F」では、「FemTech Program」が開始されることになりました。今回は、「station F」の取り組みや狙いをご紹介していきます。

STATION Fとは?
station Fは、パリの13区にある世界最大のベンチャー基地のことです。2017年に貨物駅に誕生しました。創立者は、フランスの企業家であるグザヴィエ・ニエル氏です。グザヴィエ・ニエル氏は私財2億ユーロを出したといわれています。Station Fはスタートアップインキュベーション施設の役割を果たし、国籍に関係なく入居応募に合格した厳選された実現しつつある企画を持つスタートアップ企業たちが利用可能です。
station Fを利用してできる主なことは、以下の通りです。
・3Dプリンタやレーザーカッターなどの共同利用できる
・会議室やイベントスペース、カフェがある
・政府系機関、上級ビジネススクール、世界的なIT企業、投資機関があって資金提供を受けられる
・独自のプログラムに参加できる
これから新たに事業を始めようとするベンチャーにとっては魅力的といえるでしょう。

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女性ヘルスケアビジネスフェムテック(femtech)とフェムケア(femcare)最前線
2021年10月11日

今注目の分野、フェムテック(FEMTECH)、フェムケア(FEMCARE)をご存じですか?
フェムテック(Femtech)とは、女性が抱える健康の課題をIT(情報技術)を使い解決する製品やサービスを指していて、わかりやすいところでいうと、生理の周期を記録するアプリ「ルナルナ」など、耳にしたことのある簡易なものから、不妊治療、遠隔診療、女性特有のがん検査など市場はどんどん広がってきています。

一方、デジタルなテクノロジーではない製品はフェムケア(Femcare)と呼ばれていて、
生理用のナプキン
月経カップや月経用のパンツ
更年期障害の改善グッズ
セックストイ などが当てはまります。

2025年には世界で約5.3兆円規模になるという見込みもされていて、世界的にもダイナミックな動きを見せていて、日本でも、2020年はフェムテック(Femtech)元年といわれ、フェムテック(Femtech)企業が続々と誕生しています。

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国内外で注目を集めている女性の健康問題をテクノロジーで解決するサービスや商品
2021年8月25日

Femtech(フェムテック)は、国内外で注目を集めている女性の健康問題をテクノロジーで解決するサービスや商品のことです。
注目を集めている市場だと認識されていますが、資金不足が懸念されています。グローバルなリサーチとコンサルティングサービスを実施しているフロスト&サリバン社のヘルスケア・ライフサイエンス部門のパートナー兼SVPであるリーニータ・ダス氏のFemtech(フェムテック)市場に関する見通しをご紹介していきます。

FEMTECH(フェムテック)市場への投資額は減少中
リーニータ・ダス氏によると、2020年のFemtech(フェムテック)市場は、2億5400万ドルでした。デジタルヘルスへの全体の投資額は141億ドルだった中で、わずか1.8%しか占めていません。2018年にはデジタルヘルス投資全体の約6%だったことを考えると、Femtech(フェムテック)市場への投資額は減少しています。わずか2年のことですが、投資家の間ではFemtech(フェムテック)市場に関する魅力が失われたのかもしれません。
実際にRock Health社では、2011年以降米国におけるデジタルヘルス案件のうち、Femtech(フェムテック)の案件は約3%だったそうです。非常に少なく、Femtech(フェムテック)の盛り上がりが不十分であることを感じさせる数値です。
世間をけん引する米国でも、まだまだ発展途上のFemtech(フェムテック)。日本国内でもサービスは増加しているものの、まだ世間に十分浸透している状態とは言えないでしょう。日本のFemtech(フェムテック)市場も、米国の例を参考にして、発展していくことが期待したいところです。
このままでは、Femtech(フェムテック)市場は資金不足に陥る可能性があります。資金不足になれば、十分な研究や製品開発ができなくなるかもしれません。
Femtech(フェムテック)市場は、2025年までに11億5,000万ドルに達するという予想もある分野ですが、期待とは裏腹に市場の拡大は十分ではありません。上手く市場規模を拡大していけば、投資家の関心を再び集められるのではないでしょうか。投資家に対する積極的なアプローチが期待されます。

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DelivHer FemCare社の手掛けた新しい生理用品「Anu Clean Cup」
2021年9月8日

多くの女性の共通する悩みといえば、月経ではないでしょうか。一般的な生理用ナプキンやタンポンの使い心地に、不満を持っている人も多いでしょう。今回は、DelivHer FemCareのChante Knox氏が手掛けた新しい生理用品「Anu Clean Cup」をご紹介していきます。国内外で注目を集めるフェムケア(femcare)サービスの中でも、注目株です。今後、月経時の過ごし方が大きく変わっていく可能性があります。

ANU CLEAN CUPとは?
Anu Clean Cupとは、月経時に子宮頸部の下内部に着用することで経血の流れを集める機能のある生理用品です。
低アレルギー性、非ラテックスと安心して利用できます。
アレルギーがある方の多くも利用できるため、繊細な女性からも注目を集めています。

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Babyscripts 妊婦向けヘルスケアスタートアップ
2021年10月8日

妊婦向けヘルスケアスタートアップを手掛けるBabyscriptsが、Privia Health社と提携する事になりました。この提携によって、Privia Health社の医師が全米各地で妊娠中および産後のケアが必要な女性に対して最先端のリモートケアが出来るようになりました。

BABYSCRIPTSとPRIVIA HEALTHの提携
2社の提携の魅力は、いつでも産前産後のケアが受けられるようになったという点です。
Privia Health社の医師の産婦人科医は、Babyscriptsとの提携によりリモートでの産前産後のケアが可能になりました。医師らは、Babyscriptsの遠隔モニタリングソリューションを活用し、母親のメンタル状況、高血圧、子癇前症、妊娠糖尿病で異変が無いか見守っています。早期に問題を発見できれば、母子共に生存率があげられるでしょう。さらにBabyscriptsアプリを使っている産前産後の母親は、妊娠中に知っておきたい情報のコンテンツや診察予約のリマインダー、産科医が考える栄養や医療ガイドラインをチェックできます。母親はアプリを通じて妊娠や出産に関する正しい知識を身に付けられます。

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Yuperの商品と取り組みをご紹介
2021年10月7日

ブラジルの32歳エリサ・スパダー氏は、リサイクルし繰り返利用できる月経パッドとディスクのブランド「Yuper」を立ち上げました。Yuperは、月経に関する社会の認識を変えたいという思いで作られています。Yuperの取り組みを通じて、月経サイクルと社会の関わり方について考えていきましょう。

YUPERとは?
Yuperは、ブラジルで初めて立ち上げられた100%リサイクル可能な月経カップとディスクを取り扱っているブランドです。ブラジルで月経ケア運動を率先して行っています。月経に関する社会の認識を再教育し、女性の月経との関係を変えたいという熱い想いを抱いている会社です。
ブラジルでも日本と同じく月経をタブー視している方が少なくありません。男性の無神経な態度に傷つく女性も多いです。
Yuperを創立した32歳のエリサ・スパダー氏は、大切なスポーツの試合当日に月経になったらどうしようという悩みから月経カップと出会い、Yuperの製品を思いつきました。
元々企業家として活躍していたエリサ・スパダー氏は、欧米の生理用品について研究し、1,000人以上の女性ブラジル女性にもアンケートを取りました。
Yuperは既存の生理用品に使用に関する女性からの苦情を元に製品を完成させました。Yuperの取り組みは、ブラジルでも徐々に受け入れられつつあります。

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ロレアルと生理管理アプリ:クルー(CLUE)
2021年10月5日

化粧品やスキンケア用品で日本でもお馴染みの欧州企業ロレアルが、生理管理アプリ「クルー(CLUE)」とパートナーとなることを発表しました。今後ロレアルが、ファムテック業界をけん引する存在になるでしょう。今回は、ロレアルとクルー(CLUE)」について詳しく解説していきます。この記事を読めば、ファムテック業界の新しいトレンドについて理解が進むでしょう。

ロレアルとタッグを組むことになったクルー(CLUE)について
まずは、クルー(CLUE)について詳しくご紹介していきます。クルー(CLUE)は、2012年に欧州で設立された月経健康アプリを手掛けている会社です。主要サービスの月経健康アプリは、190カ国で1,200万人以上のユーザーが使用していて日本語にも対応しています。問題があればサポートチームが対応してくれるため、初めて利用する人も安心して使えるでしょう。アプリは、iOS、Android、Apple Watchに対応しています。
クルー(CLUE)のアプリでは、主に以下の項目が利用できます。
生理や生理周期パターンの予測
過去の生理の傾向から生理痛やその他の痛みなどの予報してくれる
避妊ピルの管理
排卵記録により妊娠しやすい期間を提示してくれる
妊娠後は妊娠カレンダー、赤ちゃん成長を記録など

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Elvie エルビートレイナーは、骨盤底筋の機能向上をサポートしてくれる製品
2021年10月4日

ロンドンを拠点とする革新的なサービスを実施するフェムテック企業「Elvie」が、5800万ポンドの資金調達を行いました。今後グローバル展開を積極的に行う可能性が高く、日本のフェムテック業界にも大きく影響を与える可能性があります。

フェムテック企業「ELVIE」とは?
Elvieは2013年にTania Boler氏が設立したロンドンの会社です。テクノロジーを通じて女性の生活を向上することを目指しています。
Tania Boler氏は女性視点とエンジニアや科学者といった専門家の知識を組み合わせて問題を解決しようと対応しています。
Elvieの製品の多くは、すでにある女性用の医療機器を家庭で使用使えるように製品にリデザインしたものです。
Elvie は過去1年ロンドンだけでなく、EUとアジアで10の新市場をオープンさせました。さらにアメリカ市場でも、着実に売り上げをアップさせています。

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女性が手軽に膣内のマイクロバイオームテストの Evvy社
2021年10月1日

Evvy社が、女性が手軽に膣内のマイクロバイオームテストができるように資金集めに奮闘しています。
今度同社の活動が、女性の健康問題を救う新たなフェムテックサービスに繋がることが注目です。

EVVY社の取り組み
Evvy社が最初に手掛けた製品では、自宅で手軽に膣内のマイクロバイオームテストができるアイテムでした。世界初の家庭用膣内微生物検査の普及が、Evvy社の願いと言えるでしょう。
膣内のマイクロバイオームの状態について女性が手軽に確認する方法はありませんでした。米国でも1993年まで米国では臨床研究が義務ではなかったこともあり、まだ不明点が多い分野です。
女性の健康を考えると重要な分野といえますが、男性の理解が得られにくかったという事情があります。今回Evvy社の資金調達に当たっても、男性に膣内の問題を説明することは困難だったそうです。

Evvy社ではこの現状の打開を目指しています。製品の販売と共に膣のマイクロバイオームに関するデータを収集することで、十分な研究に貢献に繋がるでしょう。
Evvy社は、膣のバランスが崩れを感じた個人的な経験を元に設立されました。ニューヨークに拠点を持ち、社員数は10人未満と、今後が期待されるスタート企業です。実際に悩みを抱いたことがある女性が設立した企業です。同じような悩みを抱えたことがある女性の多くは、Evvy社の考えや取り組みに親近感を感じるという人も多いのではないでしょうか。

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子宮内膜症対策(痛みや不妊を引き起こす女性特有の病)Lyv社
2021年9月2日

子宮内膜症は、痛みや不妊を引き起こす女性特有の病です。女性のライフスタイルが大きく変わった現代、子宮内膜症に悩む方も少なくありません。思春期から閉経期の間に該当する女性のうち、1割前後は子宮内膜症の疑いがあります。
そんな子宮内膜症に悩む女性を救うため、フランスの企業家Hélène Antier氏がメディアとアプリを立ち上げました。FemtechやFemcareに注目が集まる昨今。日本のフェムケアでも参考にしたいHélène Antier氏の取り組みをご紹介していきます。

フランスと子宮内膜症の問題
フランスでも、子宮内膜症の疑いがある女性は300万人いるといわれています。しかし、単に生理痛がひどいだけだと思い込み、子宮内膜症の診断や治療を受けないまま時間が過ぎていくケースが少なくありません。Hélène Antier氏自身も子宮内膜症だと気が付くのに時間がかかったそうです。

そして女性は妊娠を希望する段階で、子宮内膜症だったと気が付きます。子宮内膜症は、半数に不妊症を引き起こします。妊娠を希望する女性が、なかなか望みが叶わず辛い思いをすることも少なくありません。子宮内膜症の悩みは、閉経するまで続くこともあります。あまりの痛みから、日常生活に視聴を感じる女性もいるでしょう。
フランスでは、国家としても子宮内膜症に対する政策を取ろうとしています。フランスのオリビエ・ベラン保健大臣もTwitterで子宮内膜症は社会的な問題だと語っています。

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2021年1月更新
随時アップしていきます。
リクエストお待ちしています。


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