不動産×キャリコン#4
前回からかなり間が空いてしまいましたが、これからは徒然なるままに思い立った事を脈略無く書いていきたいと思っております。お付き合い頂けると幸いです。
人生100年時代において不動産事業で生き抜くための知恵袋
2016年に「LIFE SHIFT」が書店に並ぶようになり はや6年、「人生100年時代」というワードを新聞やネットニュースで見ない日は無くなってきたと個人的に感じていますが、皆さんは如何でしょうか?
私自身「アパート経営」で飯を食わせてもらっている人間として、日本における「人生100年時代」において、大きく3つの変化が課題になると思っています。
・高齢化に伴う独居老人、空家問題
・少子化に伴う人口減少問題
・自分自身が何才まで働くか問題
これらの課題について我々不動産事業者が生き抜くために今後何をしていけば良いのか、キャリアコンサルタントという視点を通した意見を述べさせて頂くとともに、皆さんへの問題提起&解決策の糸口を見つけるキッカケになればと思います。
そもそも、なぜ今のままではいけないの?
「そんか事 急に言われても… 周りの人が始めてから考え始めればいいじゃないの?」そんなご意見もあるかと思います。明治維新以降、右肩上がりで人口が増加していた時代においては「周囲の真似をする」「前例に倣う」「上司からの指示に従う」をしていけば失敗する事はほとんどありませんでした。
30才で親になると仮定して、少なくとも自分達の4代前からその様な状態だった訳です。しかし今からは違います!「今までと同じ」は残念ながらほとんどの場合通用しなくなるのです。年金などの社会保障が問題になっているのは皆さん周知の事実だと思いますが、なぜ問題なのか皆さんご存知でしょうか?それは今後の人口減少を直視しない計算方法で年金を見積もっているからに他ありません。さすがに政府もまずいと思いiDECOや積立NISAなど、個人での資産形成に税制優遇を行ない始めましたが、これは「国で面倒見きれないから、自分の事は自分でやって!」と言っているのです。はっきり言うと国民の不満が爆発するので気づかれない様に(笑)
次回は3つの課題の冒頭に挙げた「高齢化に伴う独居老人、空家問題」について書きたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。