ミライフキャリアクリニックの目指す世界観とは?
当初のミライフキャリアクリニックの構想では、僕がドクターとして、ひたすらキャリアに悩んでいる人の相談に乗るというモデルを想定していた。
それが、先日書いたデザイン思考の先生吉成さんがクリスマスにサンタのごとくやってきて、サービスが激変し、サービスの核の部分にコミュニティであり、ピアメンタリングというものを導入することにした。
ピアメンタリングとは?
ピアというのは仲間や同僚という意味で、ピアメンタリングは仲間同士でメンタリングを行うということ。自分がメンティ(相談者)の時は、他の仲間はメンターとして聞き役、アドバイザーになり、他の人がメンティの時は、自分がメンターとなる。そうやって、チームの仲間に相談し合いながら、自信のキャリアデザインを描いていく。これが今回のプログラムの特徴。
僕自身、チームの力を信じている。一人でやると挫折してしまったり、さぼってしまうこともあると思うけど、チームでやると最後まで頑張れたって経験がある人も多いと思う。ダイエットとかが分かりやすいかもしれない。自分一人だと続かないけど、トレーナーがいると続けられる。
あと、仲間の存在って大きい。仲間が頑張ってるから刺激もらったり、仲間のフラットなアドバイスだからすんなり聞き入れられたりってこともある。しかもそれが社外の人なので、利害関係もないので相談もしやすい。先生と生徒っていう関係ではなく、仲間同士で頑張る。こんな環境を作りたいと思った。学生時代に部活頑張ったような感じ。社会人になって、あの時みたいに夢中で頑張ることって少なくなってたりするよね。そして、社会人になって、そんな部活の友達みたいな仲間が出来るのって本当に嬉しいことだと思う。
贅沢すぎるプロジェクトチーム
4人チームでのピアメンタリングに、さらにビジネスの第一線で活躍するメンターを付けてしまおうというのがこのプログラムの凄いところ。そして、そのプロジェクトメンバーが豪華すぎる。。。
プログラムアドバイザーには、キャリアの先生としてリクルートで、適職診断のR-CAPを開発したり、キャリアカウンセリング協会、ワークス研究所、キャリアカウンセリング協会立ち上げを行ってきた古野さん。キャリアのイノベーションという観点で、今回の全体プログラムをデザイン思考で一緒に作り上げてくれた、某総合商社シリコンバレー駐在員の吉成さん。
メンターは、フジテレビの経営企画にして、Mr.幹事のG2さん。キャリアのスタートがアナウンサーであり、現在アパレル会社のSDGs推進室室長である二ノちゃん。二人は僕のMBA友人。
speee海外事業部長と社長室長を兼務して新規事業をガンガン手掛けるケイシー。マイナビ時代に責任者としてMY FUTURE CAMPUS、キャリア甲子園などを学生向けのキャリアイベントを0から立ち上げグロースさせてきたハタボーの4人。この4人がみんなのキャリアデザインに伴走してくれる。
そこにデジタルアドバイザーとして、デジタルコンテンツ会社の社長であり、僕の新卒同期のムネオリが参画。さらに、コミュニティーマネージャーとして、リクルートジョブズのぬかちゃんも手伝ってくれることに。
ホント、僕自身がこの人たちと会うのが毎回楽しみ!!
目指す世界観
今回のミライフキャリアクリニックで目指したい世界観がある。
モヤモヤを抱えつつも、挑戦していきたい個人が主役。その人含め4人のチームを作る。この4人で相互に相談したり、相談乗ったりといった壁打ちをしていくことになる。これがピアメンタリング。これをオンライン、オフライン含め期間内、日々やり取りしているようなイメージ。
そこに、贅沢にもビジネスの第一線で活躍するメンターが加わって、チームに対して、個人に対して、話を聞いてくれたり、アドバイスをしてくれたり、応援してくれたりする。そして、最終的に、モヤモヤを吹き飛ばす「自分ビジョンプレゼン」を行っていくというのがストーリー。
そして、ミライフキャリアクリニック1期生は4チーム16人で行うので、この仲間が同期になり、3回の全体セッションを行う。全体セッションでは、キャリアデザインに対する講義やワークショップ、卒業式での「自分ビジョンプレゼン」がある。そして、毎度懇親会をやろうと思う。(そんなわけで金曜日開催)
懇親会は任意参加だけど、できるだけ参加して欲しいし、懇親会自体も大事なコンテンツ。同じテーマに対して、一緒に取り組む仲間と飲む、語ることで、刺激も受けるし、関係性も深まると思うので。あと、この講師、メンター陣と飲めるのもなにげに贅沢(笑)。いい話聞けると思うし、アドバイスもしてくれると思う。
そして、1期、2期、3期と続いていくことで、ミライフキャリアクリニックのアルムナイを作っていきたい。アルムナイとは卒業生コミュニティのことで、この3か月でおしまいではなく、その後もずっとつながる仲間でありたいし、それぞれが「自分ビジョンプレゼン」で語ってからの変化や新しい挑戦の話を聞きたいし、「みんなが頑張ってるから、自分も頑張る」「みんなが応援してくれるから、絶対頑張る」みたいな、エネルギーの湧き出る居場所にしたい。
また、期をまたいでの交流もやっていきたいと思っていて、そこでビジネスや会社を一緒にやる人が出てきたり、「誰かが何かを投げかけたら、それに対して、また誰かが必ずなにか返してくれる」ような居場所にしたい。ここがご縁で結婚する人とかも出そうな気がする(笑)
そのためには、ちゃんとミライフキャリアクリニックを存続させていかないといけないのだけど(笑)
僕自身、早稲田ビジネススクール(MBA)に通ってよかったなって思うのは、授業やゼミ、先生との出会いもさることながら、仲間との出会いが一番の価値だったと感じている。いわゆる同じ釜の飯を食うという感じ。社会人になって、会社も、年齢も、業界も、職種も違う人たちと、同期として一緒に学べるっていうのはホントに貴重な体験だったし、卒業後も繋がっていけるのが嬉しい。
心理的安全性が大事
このような、かなり濃いめのプログラムなので、自身のキャリアやモヤモヤを仲間にシェアしたり、相談することも多い。なので、オープンハートの姿勢がとても大事だし、コミュニティとしては心理的安全性のある居場所にしたい。
適職診断(アセスメント)を使った相互理解ワークショップやコミュニティのお約束共有など、心地よい居場所作りも仕掛けていきたいし、参加者自体がコンテンツでもあるので、今回は選抜制とすることにした。
今回のミライフキャリアクリニック第一期生がどれだけ満足してくれるかが、このサービスが続いていくかの勝負どころだと思っているので、手間暇かけて、いいコミュニティを作っていきたい。
そんなわけで、ミライフキャリアクリニックのサービスリリースが近づいてきました。いよいよっ!!!