
『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』
2019年10月20日に実施した発達障害の子どもを持つ家族のためのセミナー「発達障害とともに軽やかに生きる」(https://note.com/miraie2017/n/nbc725f416a63)にご登壇いただいた昭和大学烏山病院の臨床心理士 横井英樹が講演の中で紹介していた書籍『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』を読了しました。
発達障害には自閉症スペクトラム障害(以下ASD)や注意欠如多動性障害(以下ADHD)、学習障害などさまざまなタイプがあります。これらは単独で表れるわけではなく、そのため正しい診断には困難が伴います。
信州大学の本田秀夫氏も『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』の中で、ASDとADHDは重複するがゆえ、状態の理解が難しいと述べています。今のところ私たちは発達障害の状態を適切に表す言葉を持っていないのです。本田氏はASDとADHDそれぞれの特性の強弱を二次元でプロットする方法を提示しており、興味深く拝読しました。
正しい治療と正しい療育は正しい診断から。
診断ノウハウが確立され、一人でも多くの方の生きづらさが亡くなることを祈っています。
学習教室ミライエ
NPO法人子どもの未来を紡ぐ会が運営する学習教室ミライエでは、発達障害により学習進度に遅れのある子どもたちの受け入れを積極的に行っています。
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【運 営】NPO法人子どもの未来を紡ぐ会
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