旬の食材

毎日の食事はとても楽しい時間ですよね。 
食事は心と体を満たしてくれます。

食事は身体に栄養を補給してくれます。
栄養療法では栄養素をとても大事にしますが、 必要な栄養素を補給すればいいというものでもありません。

確かに各個人の個体差というものがあり、人それぞれの不足しがちな栄養素は異なります。

ですから、不足している栄養素を補うという事はとても大切な事ですが、不足分が補われるまでは同じような食材を摂る事になるので、飽きてしまうという事も有り得ます。

日本は季節の変化が大きく、それによって美しい自然が見られたり、その環境が美味しいものを作る土台なることも有ります。

そんな中で旬という言葉があります。
旬とは、 魚・貝・野菜・果実などが出盛って、味が最もよい時事ですが、味が最も良いとはそれだけでなく、その時に必要なたくさんの栄養素が含まれていることにもなります。

今は夏ですが、夏は誰でも暑いと感じます。
その暑さを癒すための食材は誰でも必要なものです。 
これは個体差があるわけではありません。

旬の出始めの頃は、はしりとか初物と言われています。 
旬の終わり頃のことを 名残りとも言われています。 

現代では、たくさんの農薬を使ったり、促成栽培をすることで、旬のものでも昔よりは栄養が少なくなっていると言われていますが、 旬な食材は美味しいので 楽しく食べて 体に栄養を付けていきたいですね。