感性を育てよう!子どもが建築士になりたい!そのための経験とは?
大阪で保護者さんから質問がありました✨
Jちゃんが建築士になりたい!!
そうで。どういうお勉強をしたかってことだったのですが…
確かに、計算は必要です♪
面積、建ぺい率(割合)、三角関数、比率、物理系の計算、環境や音響なんかの計算、ほんっとに、理数だとは思います。
私が一番苦労したのは、構造計算のところ。公式は分かっても、理屈が分かんない…だった。
一級建築士の勉強の時にやっとわかった…否、計算できるようになった。が一番正解かも。
でも、一番の挫折感を味わったのは、計算でもなく、物理でもなく。
優秀な人の、特異な感性や、アイデア、ひらめき、自分たちとは違うものの見方ができること。
考え方がとても自由。
あーーーー、そんなこと思いついたの?みたいな。
私にはないものを持っている。
普通ではないっていうと語弊があるけど。
個人住宅ですらも、そこに住む人に合わせた設計をするわけで。
空間や、考え方、価値観をその人に合わすのか、覆すのか、いろんな見方ができること。
そして、それをまとめるだけの自分という人が立ってないと、設計できない。そう感じているのです。
理数も大事芸術的な視点も大事考え方も大事想像力も何もかもだとしたら、子どもたちが今から鍛えたり、育んだりそれこそ、持っているものを引き出したりできるもので、お勉強では育たないもの。
が大切かな。
勉強しなくていいっていうんじゃなくて。
子どもたちが自らしたくなるそんな環境が大切。
そこには、好きなものや得意なもの、好きな人の中で経験して見てきた景色や、出会った人、やってきたこと、感動したこと。
きれいなものをきれいだねと立ち止まって見てきたこと。
そういうことが大切。
これからの子どもたちに一番あればいいなと思うもの。
ずっと大切にしていけるもので、どこでも使えるもの。
そんな感性なんだと思います。
これからも、Jちゃんの夢が輝かしいものになることを心から願っています。建築の世界での素晴らしい未来を築いていってほしいと思います。
■MIRAICRAFT
生きる力を引き出す子ども建築士教室 MIRAI CRAFT 主宰
■香川県高松市
■子ども建築士教室
創造あそび・模型コース
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