飛び入学の現在地
はじめに
昨年、京都大学の医学科への飛び入学が話題となりました。
過去には、千葉大学が飛び入学を導入したときに、選考問題やどんな天才たちが試験を突破したのかメディアにかなり取り上げられた記憶があります。
しかし、近年はあまり話題になることがありませんでしたね。
昨年、京都大学の飛び入試が話題になり、まだ飛び入試は行われていたのだと思った方も少なくないと思います。
大学への飛び入学、若くして大学へ進学できるわけですから、大変興味深いですね!
昨年、飛び入学が話題になったときに、我が子にも『飛び入学、興味あった?』と聞いてみたところ、『出来るものならしたかった!』と、返事がありました。
実は、私も我が子が高校生だった頃、飛び入学について調べたことがありました。いろいろ考えて、我が子には話しませんでしたが、話してみても良かったのかな?と少し後悔しています。
そこで、今回は飛び入試の現在地について書いてみようと思います。
令和3年度現在の実施大学
千葉大学(国立)
名城大学(私立)
エリザベト音楽大学(私立)
会津大学(公立)
日本体育大学(私立)
東京藝術大学(国立)
京都大学(国立)
桐朋学園大学(私立)
上記8校で実施されているようです。
参照元:文部科学省
過去に実施されていた大学
成城大学や昭和女子大学で実施されていたようだが、現在募集は行われていません。
参照元:ウィキペディア
専攻について
千葉大学: 文学部・理学部・工学部・園芸学部
名城大学: 理工学部
エリザベト音楽大学: 音楽学部
会津大学:コンピュータ理工学部
日本体育大学:体育学部
東京藝術大学: 音楽学部
京都大学:医学部
桐朋学園大学: 音楽学部
多くは、理学工学系、音楽学部となっている。
飛び入試のメリット
①多くの場合、高校3年生を飛び級し大学へ進学できる。
②一般入試の学生よりも手厚い支援を受ける機会が多い。
③入学金や授業料の免除または減額を行っている大学が多い。
飛び入試のデメリット
高校を中退し、大学へ進学することになる。
ただし、今年度から高校卒業認定が実施されるようです。
参照先:文部科学省
最後に
いかがでしたか?
今回は実施大学と専攻の紹介、メリットデメリットのお話だけとなりましたが、時間のある時に、現在募集が行われている大学のこれまでの実施状況や募集要項について、いくつかまとめて見ていきたいと思います。
参照元:文部科学省