【大学入試】新型コロナウイルス感染症 2類→5類で、令和6年度入試以降「特例措置」はどうなる?
新型コロナウイルス感染症ですが、令和5年5月8日からは季節性インフルエンザ並みの「5類」に引き下げられることになりますね。
それに伴い、大学入試の特例措置も変わるのかな?と気になっています。
令和5年度入試における新型コロナウイルス感染症「特例措置」の一例
東京大学
「新型コロナウイルス感染症等に罹患した入学志願者の受験機会の確保について」
参照先:東京大学 「新型コロナウイルス感染症等に罹患した入学志願者の受験機会の確保について」https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z0605_00041.html
早稲田大学
早稲田大学 【重要なお知らせ】2023年度入試における新型コロナウイルス感染症対応について
一般選抜における新型コロナウイルス感染症に対応するための「特例措置」
「無症状の濃厚接触者」としての受験について
参照先:早稲田大学 【重要なお知らせ】2023年度入試における新型コロナウイルス感染症対応について https://www.waseda.jp/inst/admission/news/2023/02/28/12256/
明治大学
【受験生の皆様へ】新型コロナウイルス感染症に関する入学試験の対応についてhttps://www.meiji.ac.jp/exam/information/covid-19.index.html
一般選抜(学部別入学試験・全学部統一入学試験)では、新型コロナウイルス感染症に関する特別措置を講ずる。
参照先:明治大学【受験生の皆様へ】新型コロナウイルス感染症に関する入学試験の対応についてhttps://www.meiji.ac.jp/exam/information/covid-19.index.html
上記のように、多くの大学で新型コロナウィルスに感染等した場合、特別措置が実施されてきたようです。
私立大学の場合、受験機会が多い大学もありますが、国立大学や早稲田大学、慶応義塾大学などでは、一般受験の機会が一度だけという大学も多く、感染してしまった受験生にとって、こうした受験機会の確保は大変ありがたい制度だったのではないかと思います。
国立大学における新型コロナウィルス特別措置の事例
東京大学の対応
東京大学では、新型コロナウイルス感染症の影響により,第 2 次学力試験を受験できなかった方について、受験機会の確保してきました。
選抜方法 は、大学入学共通テストの結果及び調査書(理科三類入学者の選抜は、面接試験も実施)により総合的に判定し、選抜する方法をとっていたようです。
新型コロナウイルス感染症 2類→5類で、令和6年度入試以降「特例措置」はどうなる?対策は?
インフルエンザと同等となるわけなので、別室受験の対応はあると思いますが、罹患による特別措置は無くなるのではないかと思っています。
よって、感染症に対する対策をしっかりして受験に臨むようにしていくことが重要になります。
受験機会を増やす
大学受験に対し、推薦入試についてネガティブな印象を持っている方もいらっしゃいますが、現在私立大学の入試では推薦入試が主流になりつつあります。一般入試でも、推薦入試でも、大学への入学の許可に違いはありません。また、私立の一般入試には、共通テスト利用入試というものもあります。
受験シーズンはどうしても感染症のリスクが高まる季節でもありますから、同一時期の一般受験だけにこだわることは避けた方が気持ち的にも安心です。そこで、志望大学の受験機会について、どんな方式があるかということを早めに確認をして欲しいと思っています。
最後に
新型コロナウイルス感染症が2類から5類に引き下げとなることになり、大学生活がコロナ以前の状態に益々戻っていくことになります。素敵なキャンパス生活に一歩でも近づくために、受験方式について、しっかりと確認し、是非志望大学への入学の切符を手に入れてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?