浮気された僕の本音
付き合ってちょうど、2週間が経った頃だった。
僕が浮気されたのは。
話を聞く限り彼女には、今これからする行為が浮気だという自覚がどうやらなかったようだ。
僕が非行を繰り返していた頃と同じように。
いや、自覚はしていたか…。
犯罪だという覚悟は持ってなかったけれど、
これからすることは悪いことだ。
それは分かってやっていた。
彼女はどうだろうか。
浮気する前と今。
彼女に心情の変化は、あったのだろうか。
もしないなら、100%また浮気される。
だが逆に、心情の変化があったとしても、もう浮気されないとは限らない。
それは、僕が2度と罪を犯さないと誓っていながらも、100%再犯をしないとは言い切れないからだ。
(多分、、)浮気自体を取り締まる法律はないけれど、浮気は非行に似ていると僕は思っている。
だから彼女の浮気を僕は、自分の過去の非行と重ねて考えている部分が多い。その改善についても然り。
だからこそ僕が今日まで辿ってきた、更生の道中を、考えることも形も、環境も、全く違うけれど…。
同じように歩んでほしいとも思う。
僕には更生を後押ししてくださった、第三者がいた。
警察官。鑑別所の先生。少年院の先生。弁護士の先生。裁判官。裁判員の皆様。NPO法人の方々。
その人たちの力なくして、僕の今はない。
きっと彼女にも、第三者の力があったら。
それが微力であったとしても、僕は必要なものだと思っている。
だから、彼女と共通の親しい友人に浮気されたことを話した。
彼女と一緒に友人に電話もした。
それが今後、彼女の心が揺らいだ時に、碇となってくれたら、なんて願ってみたりもする。
3人で話した電話では、浮気の事実を深く打ち明けたり、語り合うことはなかった。
そりゃ、話しづらいことだから,当たり前かもしれない。
だけど僕は、今からでもちゃんと向き合って、友人に話してほしいと思ってる。もちろん僕にも。
罪悪感を彼女の中だけに押し込めてる。
そんな状態は、彼女自身にとってプラスにはならないと思うからだ。
恥を捨ててさらけ出せた時、罪悪感を誰かに共有できた時。
ゼロになって。
初めて1人ではなく、誰かの力を借りて、本心から改善に向かっていけるのだと思う。
もちろん、そうした問題を始めから第三者にまる投げするつもりはない。
僕も力になれるように努める。
そして2人で笑って、一緒に生きていきたい。
だから僕は、とりあえず今月いっぱいの期限を設けて、彼女と交換日記を始めた。
もちろん、浮気のことも触れる。
今、noteを書いているように、僕が思うことも。
そのままぶつける。本音を本気で。
恋人との交換日記は本来、微笑ましいものだと思う。
だけど僕と彼女の交換日記は違う。
できれば触れたくない。そんな苦痛の交換日記だ。
彼女は投げ出さずに、最後まで向き合ってくれるだろうか。
それとも…。
苦痛に押しつぶされて。
「別れる」
なんて言い出すだろうか…。
ここからは浮気が発覚した後、起こったことや僕が思ったことを、僕の視点から書き出してみる。
そもそも彼女は、いつから浮気の計画をしてたのだろうか…。。
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