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「自分の頭で考えて動く部下の育て方」読んで

「指示待ち人間」はなぜ生まれるのか。

「ほっといても成果を上げる部下が欲しい!」なら〜。
どういう働きかけが正しいの?!

自分が入社したてやスタート時は周りや上司、先輩に
してもらうことに対してだけだったけど

部下を持ったり、誰かに教える立場になった時ありがちな
「落とし穴」と「対処法」についてアウトプットします〜!

知らず知らず思い通りにコントロールの落とし穴

・自分が苦労したり、優秀な人間であるほど、教えすぎ、やってあげすぎ
 相手を「考えない、動かない人」にしてしまう。
・救いたい、早く成果を出してあげたいからと
 「やってあげるほど」と舐められ、最後には離れていく。
・どうせできない、まだ早いと「決めつける」ことで相手の成長を止めてしまう。
・自分と相手の「当たり前」が違うということを理解せず、
 信頼、期待という名のパワーコントロールで動かしてしまう。

これわざとじゃないんです。
気付いたら、そうなっていて、上司も部下も悩む。
人として悪いわけじゃないから、お互いどうしていいかわからなくなる。

具体例を読みながら、私もやってるな〜やってたな〜とちくちくきました。


「正しい育成のキホン」で対処するは「教えない!?」

「〜で困ってる」「どうしていいかわからない」「これはどういうことですか?」
と聞かれたら、あなたはどうしますか?

多くの人は「それはね・・」「私がやってあげる」と
親切に答えてあげるのではないでしょうか。
お客様ならそれでいいのだと思いますが。

育成の基本の応対は
「あなたはどうしたらいいと思う?」の質問返し
です。
聞かれても、「答えない」のです。
でも、もちろんただ答えずに放置や無視ではないですよ。

相手が
「自分なりの答えを出して、その行動をして、また改善して行動する」
という繰り返しができるように関わっていく。

絶対に教えちゃいけない!ではなく全くわからないなら
「ヒント」は渡すのはもちろん構いませんが
自分で探す、自分で調べてくる、
聞きたいことが明確になっていくと良い傾向のようです

あなたが教えたいこと、
やって欲しいことをツラツラ並べても、
相手にはほぼ伝わっていないのが「普通」です。

多くは
「答えを教えすぎ」「早くやって欲しいからやってあげすぎ」の
過剰なサポートで指示待ち人間を作り上げてしまうようです。

してあげてるのに、相手は育つどころか
どんどん受け身になり、自信がなくなり、反抗的になるという。。
仕事だけじゃなく、子育てにもつながることですね。

「上司の非常識な十訓」が印象的だったのでご紹介しておきます。

・上司は部下よりも無能で構わない
・威厳はなくて構わない
・上司は口下手で構わない
・部下を指示なしで動かす
・部下を褒めずに動かす
・部下にノルマを課さずに動かす
・部下のモチベーションを上げようとするなかれ
・部下の機嫌を取るなかれ
・部下に答えを教えるなかれ
・部下に成果を求めるなかれ

これも解釈が人それぞれ違うと思いますし
ただ単純にこうすればって話じゃないなと思いますが〜

一つ言えることは
多くの人はうまくいかないのは
「上司は部下のせい」
「部下は上司のせい」
「チームのせい」
にしがちですが

変えるのは周りではなく「自分」ってこと。
ここが一番重要ですね。

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