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図解薬膳
「美味しい&幸せ」を感じる食べ方を!
「人は食によって決まる」と言われています。英語にも同じような言葉があります。
You are what you eat!
直訳:あなたはあなたが食べたもの!
食べた物から自分が作られるなら、美味しくて体に良いものを選びたいですよね。「美味しい&幸せ」と感じるものは、自分が必要としている食べ物ということが多いです。体が必要としているから食べたいと思い、食べると幸せを感じるということですよね。
西洋医学的にみると、食べ物は食道を通り、胃で消化、小腸で栄養が吸収、大腸で水分が吸収されて、余分なものが排泄されます。食べ物が通る消化管は、口腔→咽頭→食道→胃→小腸→大腸→肛門からなる1本の長い管状の臓器です。
薬膳から食べ物を考えると「足りないものを補って巡らし、いらないものを排出する」イメージになります。
自分が必要と思うものを美味しく食べていけますように。
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陰陽太極図と相対表
自然界の全ては陰と陽に分類されます。一方だけでは成り立たずバランスを取り合っています。陰陽太極図(陰陽魚)Yin Yangで示されることが多く、白黒の勾玉を組み合わせたようなイメージになっています。魚のようにも見えるので陰陽魚とも呼ばれます。薬膳では二十四節気を意識した季節の薬膳という考えがあります。なので、基本的に旬のモノをいただくことを忘れずにいるのが大切です。
性別での分類として、男性は、「陽」の存在で、壮年期は体に「熱」がこもりやすくなっています。女性は、「陰」の存在で、月経(生理)が始まってからは「血」を意識して上手に付き合っていく必要があります。
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薬膳に重要な3つの五分類
食材の性質は温度に関する五性(熱・温・平・涼・寒)と味に関する五味(酸・苦・甘・辛・鹹)があります。多くの食材を組み合わせて、陰陽のバランスを考えながら、五臓(肝・心・脾・肺・腎)を養うようにします。季節や体質も大切な要素です。
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体質チェックリスト
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自分の状態にあてはまるものをチェックして、チェックの数が多いものが今の体質の状態と言えます。1つということはなく、複数出ることもあります。
図解薬膳の詳細や体質チェックリストは次の書籍に記載しています。
食生活を楽しむきっかけになると大変うれしく思います。