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Veganきっかけ


この記事では、わたしが菜食を選んだきっかけについて書きたいと思います。


まずはもともとお肉が好きで、焼肉が特に好き、生肉・内臓系も大好きでした。寿司はそこそこ、でも魚も好き!貝は苦手。野菜や果物の好き嫌いは割と多い人間です。

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だいすきコジコジ


わたしは現在オーストラリアに住んでいます。今は都市部で暮らしていますが、田舎町でも半年以上暮らしていました。この国では、ヴィーガンやベジタリアンを実践してる方に出会うことも少なくありません。

わたしのいた都市部から離れた地域では、食肉工場や農場の数もとっても多いです。たくさんの動物にも出会えますが、そのほとんどは野生ではなく、飼育された、いずれお肉になる牛たちや人間のために毛を刈られるであろう羊たち、人間の賭け事に利用される馬など...。食肉工場で働くハウスメイトの話を聞ける、そんな環境でもありました。

ここでいきなりですが、3年くらい前に一度見た映画 “Okja(オクジャ)”見たことない方、オススメです。あの頃、見終わった後に胸がザワついたにも関わらず、そのザワつきに目を逸らして来た私。

そんな私の一番のきっかけとなったのが“Dominion”というドキュメンタリー映画 でした。

本編が気になる方は、Youtubeで見れます。

オーストラリアの大量生産工場で、食肉や毛皮、ショー等の見せ物になるまでの過程はもちろん、彼らに対する虐待も映しています。かなりショッキングだったことは、殺して肉にして売り捌くまでにも、人間は、彼らを殴る蹴る赤ちゃんを放り投げるなんてことは簡単にするし、無理やり妊娠させたり、電気の流れる棒で従わせる、ボロボロになるまで使い倒して使えなくなったら殺すといった、そんな光景。死んだ後も山積みの死体を放置。終始、人間という生き物であることが本当に嫌になったというのが見たあとすぐの感想。お金払って買って食べてる自分にかなり嫌気がさしてしまいました。

私が今始めれることは、買わない、食べない。ということだと思い実践に至りました。

とはいえ、栄養に関して詳しいわけでもないから無理をすると危ないのかもと思い、まずは

ペスカタリアン = 肉(主に鶏・豚・牛・羊)食べない、魚介類・卵・乳製品は食べる

からスタートし、少しづつ菜食へと移行しました。

始めた頃の私は、隣で美味しいと言いながらお肉を食べる人や、それを勧めてくれる友人に、たまに合わせることもありました。自ら食べたくなることは、Dominion見てからは無くなったけど、人に勧められたり、場面によっては自分の意思表示ができずに断れないこともあったのが正直なところです。


美味しいから、栄養価が高いと言われているからなど、食べる理由、選ぶ理由って様々やと思います。理由もなく、ただ食べたり買ったりしている人は、日々の消費について考える機会を逃しているかもしれません。

わたしがやってみて言えることは、選択肢は思ってるよりもたくさんあるため、想像していたほど辛いものではないということ!と、お肉や加工食品を26年も食べ続けていたわたしの体には多少の依存はあれど、思ったよりすぐにシフトチェンジ可能だったということ。そんなもんなんですヨ。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。




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