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『星の王子様』ありのままの自分を愛せますか?

こんにちは。
saoriです。

私は子供の頃から
<ぬのどうぶつ>とお話をしていました。

(皆さんはぬいぐるみと言いますが私にとっては
ネコちゃんやワンちゃんと同じくらい家族なので
<ぬのどうぶつ>と呼んでいます)

今日は私が<ぬのどうぶつ>たちとどんなお話をしているか
ちょこっとご紹介したいと思います。

お相手はやさしいミルクティー色のうさぎさん、デーヴィッド君です。

その日、私は大好きな『星の王子さま』の本を読んでいました。

「saoriさん、どうしたんですピョンか。
何か悲しそうに見えますピョン」

「デーヴィッド君、私ね、もう子どもじゃないんだなぁって。
きっと象を飲んだウワバミの絵を見ても「帽子」って答えてしまうわ。
それでいて全然“立派な大人”になんてなれなかったし
これからもなれるとは思えないの。
子どもにも大人にもなれず独りぼっちな気分よ」

「象を飲んだウワバミ?
ははぁ、『星の王子さま』を読んでいるんですピョンね」

「とってもきれいな物語よ。
子どもの頃に読んだ時は
王子さまがいろいろな人と出会っていく
ストーリー展開が面白いと思っていたんだけど
今読んだらそれだけじゃないの。

ものすごく純度が高くてね

そういう美しさが、もう、全部
私からはこぼれ落ちてしまったんじゃないかって

届かない世界なんじゃないかって
それが悲しいのよ

「saoriさん、僕たちとお話ができる人は
そんなに多くないんですピョンよ」

「どういう事?
昔からずっとお友達だったじゃない」

「魔女の宅急便の映画でもネコのジジは
お友達だったのにおしゃべりしなくなっちゃいましたピョンよ」

「いつかまたおしゃべりできるようになるのかと思っていたけど
結局そのまま普通のネコのニャーっていう話し方になっていたわね」

「でもsaoriさんは今も僕たちとお話できていますピョン。
きっとおばあちゃんになってもずっとおしゃべりできますピョンよ」

デーヴィッド君は、私にまだ純粋さが
残っていると伝えてくれたのでしょうか?

「ありがとうデーヴィッド君。
ずっとお友達でいてね」

「もちろん僕たちはずっとsaoriさんのお友達ですピョンよ」

「でも私、星の王子さまのように純粋でもないのに
どうしてデーヴィッド君はお友達でいてくれるの」

「それはね、saoriさんが純粋かどうかではなくて
saoriさんはそのままで十分だからですピョン」

「どういう事?」

「僕にとって何をしてくれるからとか、
何か優れたところがあるからとか
そういうのどうでもいいんですピョン。
そんな条件なんかなくって
ただそのままでいいんですピョンよ」

「本当?」

「本当ですピョン。
だって、お友達だから...」

「デーヴィッド君!」

私は心臓のあたりにギュッとデーヴィッド君を抱き寄せました。
涙がぽたぽたとデーヴィッド君にこぼれてしまったけど
デーヴィッド君はそれでも

「いいピョンよ」

と言ってくれました。


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