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娘のBest Intentions

先日、実家に帰ってきた娘を、
大学の寮まで車で送り届ける途中、

ふと、娘が口に出した言葉が
気になりました。

Best Intentions

初めて聞いた言葉でした。

ネット社会になり、
様々な情報が飛び交う中、
情報を選んでいく時代と
なりました。

若い世代において、
情報を選ぶことをせず、
流れてきた情報を
そのまま受け入れることも
多いかと思います。

SNSの話題に上がる悪い事件を聞いて、
それが自分にも起きるのではないか?と
怖くなったり、怯えたり。

娘のBest Intentionsとは、
(SNSで聞くような)悪い事件が自分にも起こりうることを予測して、
それらに備えるという考え方をしてる私って素晴らしい、という
自慢のように思いました。

一見、とても良い考えのようにも
見えるのですが、

娘の脳内では、
こんな最悪なことがあるかもしれないから、
その時はこうしよう、
ああしよう、と
思いを巡らせます。

10年以上前の私なら、
それはいい考えね!と同意するところですが、

あることが起きて、
それが、すべてのことに当てはまらないことに、
気づきました。

娘と夫は、
何かが起きた時に、
最悪な事態が起こることを考えて、
パニックに陥ります。

それは日頃から、
娘と夫の
Best Intentions である、
最悪、こういうことが起きるという、
悪い思考癖があるからだと、
私は思っています。

何か最悪なことが起きることを
仮定して、
恐れを抱き、
どこかで怯えて暮らしているのです。

それは、悪い引き寄せの法則で、
避けてることが、
実は、招いてることでもあります。

夜道を一人で歩かない
ナイトクラブに行ったら、ドリンクから目を離さない
(ドリンクに薬を盛られる事件が多発)
キャッシュマシーンからお金を引き出すときは、
周りをチェックする
人ごみの中では、バッグに目を光らせる、など、

これらは、一般常識です。

ビジネスや仕事において、
最悪の事態になった場合に、
どう切り抜けるかを考えることは、
必須ですが、

普段から、起こりもしないだろうことを
勝手に想像して、怯えて暮らす
娘のBest Intentionsについて、
みなさんは、どう思われますか?






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