夢破れたアスリートの思いを繋ぎたい~お前の夢は俺の夢~▷第2章
こんにちは、miraくるです!
昨日更新の[夢破れたアスリートの思いを
繋ぎたい~まだ何も終わってない~▷第1章]
夢破れた人間のリアルな動きや
そこに巻き込まれる(?)周囲の人々の
心情をノンフィクションで書いております。
前回のラストは、失意のアスリートを突発的に
迎えに行っちゃう私…へとある人物から電話が
来たところで、ビビって終わるわけです。
さて、その人物とは誰だったのか…
今回は第2章!続きをいってみよー!←誰w
電話をしてきた人物の正体
羽田に向かう電車の乗り換え時に
かかってきた電話。恐る恐る出たら
「今から、行きます」
ビックリした。
だってさ…そもそも、の着信の画面の時点で
@sera_sera_sera8
え?誰?そんな人、電話帳におらんしw
って…何と今、Xから電話出来るって。(そこ?w)
せら課長!!!!!!!
そう、せら課長は何を隠そう
岩城拓海のスポンサー様なのです!
前々日にもかかわらず、お迎え依頼の打診をして
「(家族との時間もあるから)考えさせて」
と、日曜の夜なのに考えてくださったんです。
私は、その気持ちが嬉しくて…とは言え
せら課長も日曜日はせら課長じゃなくて
子供たちのパパ。だからこそ、ダメ元でしたが…
岩城拓海の到着予定1時間前に今から行くと
電話が来た時、ほんっと嬉しかった。
って言うのも、岩城拓海と広報強化PJを
ポンコツコンビで組もうぜと決まったスペースに
たまたま、せら課長がリスナーだったことが
きっかけで知って頂き、岩城がボードロストして
選手引退危機の時に助けて頂いて…そこから
彼のスポンサーになっていただけたのです。
拓海くんにとって、せら課長は憧れの人。
せら課長が渾身の想いで執筆された
「大人の夢の叶え方」
「miraくるさんと一緒に読みたい!」と
選手からお誘いを受けて(後日談で書きます)
海外に行く前に選手にプレゼントしたのです。
そんな彼が来てくれることが
本当、岩城拓海は幸せ者だなと。
重くて憂鬱な足取りが少し軽くなって…
最終的に一般のファンの方(ご家族の方まで…☆)
一般のファンの方(オドレート株式会社の石田社長)
せら課長、そして私で出迎えられることに。
ただ、今だから言えるけど
実は、この時ちょっと大変だった。笑
私は事情があって撮影せねばだったし
場所も邪魔はしちゃいけないけど
良いシャッター切れる所を確保しないとだし
岩城拓海には私がいることは内緒だし
(スポンサー様の誰かが迎えに来るとは
言ってました。正体は内緒って。笑)
顔出しNGのファンの方もいるし
せら課長の合流は時間が読めないし
何より、到着時刻が少し遅れている模様…
ってことは!逆にせら課長とは到着時に対面
できるかも⁉とか頭の中で色々計算して1人
わちゃわちゃしてたら、肩をポンと叩かれて…
せら課長きたあぁああぁ!これで、全員揃った!
皆様には、到着口の近くに集結してもらい
私は、カメラマンを務めるべく場所確保。
いよいよ、岩城拓海…到着。
スポンサー様とファンを見つけた途端…
この笑顔!そう、岩城は笑顔が最高なんよ。
岩城拓海は普段、宮古島に住んでいるので
リアルでスポンサー様やファンに会える
機会は貴重ですごく大切なのです。
笑顔を見た瞬間、ホッとしたなぁ…
そして15秒もしないうちに気付かれた…
「あれ⁉何でみらくるさんいるんですか⁉」
私「えっと…そりゃ頑張ってやってきたし…」
そして、岩城が語ります…
「帰りの飛行機で…
せら課長の本、読んでました」
私、ここでも言ってたように選手から
せら課長の本を一緒に読みたいと言われたのが
海外出国1週間前で1日悩んで注文して、速読しw
宮古島に送ったんですよ、2月頭に。
で…いつ読むねん!と、2か月以上ずっと
思っていたわけですがwまぁ、拓海くんは
練習と試合最優先なので、そこは彼の
タイミングを待っていたんですね。
で!彼は夢破れて沈んでいた飛行機の中で
「今だ」と思って読んだとのこと。
岩城「やっぱり、気持ちが沈んでいて
何も考えられなかったんですが…本を読んで…
あ!って自分の中の気持ちに気付いたんです。
今、読むの早くないか?と思ったくらい。
この本が…自分の中で次に進むきっかけに
なってしまった…って感じです。」
私「拓海くんからの言葉を待ってるって
スポンサー様やファンの方が言っています。
みんな、ずっと待ってるから。拓海くんが
ツイートしたこと(下記)が嬉しいって声あった」
岩城「僕、早く言いたいとは思っています。
ただ、同じことをしちゃいけないから…。
今迄と同じ(孤独なトレーニング等)じゃ
やっぱり、限界があるなと思っていて…
次の夢に向けて、順序を立てて
皆様に報告したいです。どっちかと言えば
後ろ向きじゃなくて前向きな報告を…」
せら課長の本が
一人の選手の人生を変えた
帰りの飛行機でスポンサーである
せら課長の本を読んだこと。
ずっと早く読みなwと言う私に対して
「僕が今だと思ったタイミングで読む!」
と言っていた拓海くん。
沈んで、ふさぎ込んでしまった彼が
せら課長の本のおかげで、自分の中で
もう一度、燃えるものを感じたのかな。
そして、到着口でその憧れの人が目の前にいて…
いや、そんなことあります?
ちょっと奇跡的すぎて私ビックリしちゃって…
2人はこの日が初対面でなおのこと…。
笑顔で、でも真剣な眼差しで語る拓海くん。
素直に…嬉しかった。どんな選択をしても
応援するつもりですがスポンサー様によって
立ち直ったことが個人的にはすごく嬉しかった。
ってことで、記念撮影。
一般のファンの方もご家族で来てくださり
撮影しましたが、顔出しNGのため
せら課長と石田さんの2ショット☆
夢が溢れちゃう岩城拓海
岩城拓海、この時お腹空いていたそうでw
ずっと海外にいた彼は「粉もん食べたい!」と
お好み焼き屋さんをチョイスしておりました。
ここにて彼は次の展開をまぁ~喋る喋る!
沈んでふさぎ込んでいた岩城はどこへ?w
大好きな憧れの「お前の夢は俺の夢」って
キャッチのせら課長の前でとてもとても
幸せな時間だったんじゃないかな~
で、せら課長…なんと拓海くんのために
新書を持ってきてくださってて…
サイン書いてくれたーーーーー!!!
思わず「嬉しい~」って漏れてたねぇ…
すっかり笑顔を取り戻した拓海くん!
何か忘れたけど照れてるカワイイ姿も激写w
「やめてやめて、恥ずかしい!!!!!」と
顔を隠す岩城…かわいすぎてキレそうなった←
もう、岩城拓海は大丈夫。
岩城拓海広報は私にとって大事な想い出
実は、この時…これで岩城とのPJは
最後かもな…って思いがありました。
昨日の記事で、東京までの足取りは重く
憂鬱だったと書いておりますが、縁が切れるかも…
迷惑かも…は笑顔を見た途端、杞憂と確信したけど
岩城がどんな選択を今後するか分からないし
そもそもの始まりはラストチャンスレガッタに
行くために助けるわ!と組んだわけでして。
その時に無邪気に言われたんです。
「みらくるさん!僕の広報手伝ってくれるなら
僕のサプライヤーになってくれませんか?」
…敢えてスルーしちゃった。
当時はどこまでやってあげられるかも
分からなかったんで無責任なこと言えなくて。
拓海くんはこの時、スルーされたことは
実は気付いていたみたいですけど…。
最初は大丈夫かこの子!?と心配ばかりで
そんな時にボードロストするわ
事務作業で振り回されるわ
「プロの意見は分かるけど僕を見てよ!
僕はこんな広報がしたい!」とモメるわ
でも、ちゃんと彼は自分なりの広報を
考えていけるようになっていて…。
今回のはヤバいと心配で飛んでいきましたが
前向きに夢を沢山語る岩城を見て
きっと、もう大丈夫。私…暇になるなと
実は、しんみりしておりました。
彼が前を向いていることが嬉しい反面
正直…寂しくもなりました。
寂しさ9.5割、ホッとするw0.5割。
多分泣かないけど、苦楽を共にしてきたし
しばらくは頑張る理由も無くなるなとか…
色々、思っていました。
ただ…私は元々ひっそりと生きたいと
思ってたし、それに戻るだけじゃんと
ホッとした自分がいたのも事実。
そもそもは拓海くんにもサポートだよと
散々言ってたけど、1人あかんのかいと
お節介と成り行きで出ちゃっただけやし
とか色々思っていた時に
「ってことでみらくるさん!
これからも…よろしくお願いします!」
え?今なんつった?www
あれ??????
この時、反射的に「うん!」って言ったはず…
はっきり言います。岩城広報は鬼大変です!笑うんって言ってしまっていいのかワイは…www
まったり、自分のペースで事業主…を
やりたいんと違ったんかーい!って
0.5割の自分が暴れておりますがwww
岩城拓海の競技人生は
スポンサー様とファンが繋いでいる
せら課長の本が、せら課長が
岩城拓海の人生の一部なんだと思います。
TEAM拓海に恵まれている選手。
家族を連れてまで来てくださる方や
研究の合間に来てくださった石田さん
他にもギリギリまで日程調整をしてくださった
スポンサーのお兄さんたちそして、関西から飛んでいくワイwww
皆様、ありがとうございます。
岩城拓海の夢を繋いでいるのは紛れも無く
TEAM拓海の皆様の存在のおかげです。
もうしばらくは
岩城拓海は夢を追い続けます!
皆様…是非、彼を知ってやってください。
こんな選手、います?人を巻き込むけど
岩城拓海見てると元気出て本当楽しい。
ってことで、あとがきもお楽しみに~!