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怒りの裏に何があるのか?

こんばんは。今日は1日雨でしたね。
雨の季節は外に出るのが憂鬱ですが、今年はコロナウイルス対策で在宅勤務が続いているので、雨の日もちょっと気楽にすごせます。

数日前、夫とケンカしました。
数日間お互い口を聞かないレベルの。
子供達がサーっとリビングからいなくなり、即寝するレベルの。

ケンカ直後にあれこれ考えてもロクなことがない。

まず、自分のスペースを確保し、
ある程度気持ちが落ち着いてから、
とにかく寝る。

翌朝、何に怒りを感じたのか?改めて振り返ってみました。

わかって欲しかった「願い」

怒りは2次感情。
大切にしている信念や価値観を否定されそうな時
身体を攻撃された時
など、心や身体の安全が脅かされた時、自分を守るために「怒り」を感じるそうです。

で、あれば
どんな信念が否定されたのか?
何が悲しかったのか?
どんな痛みを感じていたのか?

私はあなたの問題を解決しようと行動している・・・なのに
なぜ怒鳴られる?
なぜ否定される?

相手の為に頑張っている、行動している私が、否定された、認めてもらえなかった。

だから、痛かった。悲しかった。

夫の発言がトリガーではあるけど、

私の行動の価値を認めて欲しい
私を認めて欲しい

願いが私の中にあるんだなぁ。

と、改めて感じたら、
不思議なくらい落ち着きました。

夫に対する怒りが消えたわけではないけれど、
少しだけ目の前に広がっている景色が変わった気がしました。

自分の中にある「痛み」

自分を傷つけ、不快な気持ちにさせるのは、
相手ではなく、自分自身です。

自分の存在を否定された。無視された。
自分の行動価値を認めてもらえなかった。
自分の愛情が拒絶された。

誰にでも、このような「痛み」を伴う体験があると思います。

誰かの言葉や行動がトリガーになり、
過去に否定された時の「痛み」が蘇る。

痛い痛い
悲しい悲しい
あんな痛みを味わうのは・・・もうイヤだ

私の存在を認めて!
私の価値を認めて!

とわかってほしかった「痛み」や「悲しみ」がある。
この痛みや悲しみで、心の安全が脅かされるから、怒りの感情が生まれるのではないでしょうか?

世界を見るためのメガネ

家族や友人、同僚など、周囲の人達との衝突、ケンカなど、相手や自分が不快な気持ちになる体験は、嫌いだし、出来れば避けてとおりたいです。

でも、そのような不快な体験が起きた時に、自分が外の世界を見ている際の「心のメガネ」を意識すると、どのような体験をしたのか?の認知は変わります。

1. 私が頑張っている様子を無視して、問題が解決されない事に対する怒りをぶつけてくるダンナは最低だ。

2. 感情のコントロールが出来ず、相手を不快にさせてしまった。自分はダメな人間だ。

3. 自分の存在や行動の価値を認められなかったから、怒りを感じた。私の中にある痛みは、まだこんなに大きなエネルギーを持っているんだ。

どの見方を感じるのか、選ぶかで
自分が見ている外の世界は全く違います。

私は以前は
ケンカ直後は1.
翌朝は2.
のパターンが圧倒的に多く。
余計に自分を傷つけ、苦しめていました。

最近は
ケンカ直後は1.
翌朝は3.
のパターンが増えました。
圧倒的に気持ちが楽になったし、相手を不快にさせた事実への罪悪感が減りました。

もし、ダンナにこのケンカについての話を聞いたとしたら、
私とは全く異なる事象の認識と感情があるはずです。

自分にとって不快で嫌な体験が起こった時、
皆さんは何を感じていますか?
怒りの裏に何がありますか?
自分の中にある痛みや、本当の願いは何でしょうか?

常に安全安心で快適な人生が与えられるわけではないけれど。

自分の痛みや、世界を見ているメガネを感じ、意識すると、あなたの見ている景色は変わります。

自分の「痛み」や世界を見る「メガネ」を感じる体験
絶賛継続中のMiraでした。

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