before還暦diary 川越日帰り旅の巻 その1 年齢不詳ペア七福神を巡る
麗らかな春のある日、友人マサ子先生(勉強大好き。子育て終了後、大学・大学院を修了し、今や某大学で教えているというツワモノである。わたしの友人とは思えない。立派だ!)と日帰り旅に出かけることにした。
場所は川越。Wiki氏によると、なんでも埼玉県川越市は、江戸時代に城下町として栄え、当時の歴史的な街並みが残り「小江戸」と称される場所らしい。ふむふむ、で、おいしいものはあるのかのぉ。(って歴史スルー?)
何はともあれ、「川越グルメ」について熟知するため、行きの電車に揺られながら、老眼鏡を引っ張り出し(おばさんあるある)、グーグル総帥にお伺いしてみた。 でてくるでてくる、うなぎ、川越プリン、サツマイモ系スイーツ、おだんご、ご当地カレー、メンチカツ、味噌パン・・・・・観光の中心地、蔵造りの街並みが続く街道沿いには、こうした多くのグルメショップが軒を連ねているらしいのだ。それでこそ観光地。期待は膨らむ。
まずは、川越駅の改札でマサ子先生と落ち合った。マサ子先生は帽子とスカート、スニーカ―をラベンダーカラーでコーディネートし、小さなリュックを背負って、何やらかわいらしい風情だ。私だって、ベージュのパーカーにユ〇ク〇白パンツと、若作りでは負けていない。もちろん顔半分はマスクで覆われており、年齢不詳おばさんペアといったところであろう。(いや、それでも齢はごまかせないのでは・・という批判には耳を塞ぐ)
さっそく二人で、before60女性の行くべきコース「ザ・川越ギリ50代」の策を練った。(マサ子先生は私よりも2歳若いです。そこのところははっきりと明記するよう先生からご指導が入りました。きびしい。ブルブル・・) 訪問先としてグーグル総帥がやたらおしてくるのは、縁結びの神様として有名らしい「川越氷川神社」だ。だがしかし・・・既婚の我等が、神様の気まぐれにより、誰かすてきな殿方と縁が結ばれでもしたら、背徳と苦悩の人生を生きることになるわ・・・と要らぬ妄想&心配。 とはいえ、観光をすっとばしてグルメ街道へまっしぐらは、還暦を迎えようという女子としていかがなものかということで、広く浅く幅広い幸運をお願いしようと、市内七福神を巡ることにした。川越の七福神様は、市内七か所のお寺に一体ずつ祀られていて、コンプリートを目指して徒歩約2時間の道程だ。グルメ街道に着く時には、頃合いよく空腹になることも計算に入れ、駅で入手した七福神マップを頼りに、いざ出発!
続く
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