さとみほ

うっかりしている間にもうすぐ還暦である。なんだかぱっとしない日々ではあるが、なんとか愉快に生きねばなるまい。before還暦のあれこれを、おもしろがって、笑い飛ばして生きていきたい。そんな暮らしを綴ります。

さとみほ

うっかりしている間にもうすぐ還暦である。なんだかぱっとしない日々ではあるが、なんとか愉快に生きねばなるまい。before還暦のあれこれを、おもしろがって、笑い飛ばして生きていきたい。そんな暮らしを綴ります。

最近の記事

before還暦diary 川越日帰り旅の巻    その5 最終章!

私の推理によれば、中院の歴史についての流暢な説明や、台本があるかのようなトークっぷりから鑑みて、金蔵は毎日のように中院近辺に出没し、これはと狙いをつけた女性観光客に声をかけ、中院の庭先に連れ込んでいるに違いないのだ。(言い方言い方・・)                   金蔵めっ!許さでおくべきか!!不届き者め成敗いたす!!!           そんな私の心の雄たけびには一切気づかないピュアマサ子は、嬉々として金蔵の観光案内に耳を澄ませ、質問なんかもしちゃったりしている

    • before還暦diary 川越日帰り旅の巻    その4 さとみほ舌なめずり

        金蔵おじさんは、それからも境内のみどころを次々に案内し、ポーズに厳しい注文をつけながらも、おばさんペア写真を撮ってくれた。             なかなかの案内っぷりに、さすがのマイ警報機も、ちょっと様子見モードにシフトしようかと警戒音を下げかけたその時、なんと金蔵氏は、彼一押しの記念撮影ポイントであるらしい山門の前で、我々二人に、マスクをとるように言い放ったのである!(きゃ~っ、いや~)                   はっ??(怒)、コロナコロナ!!ここは当然

      • before還暦diary 川越日帰り旅の巻    その3 一粒300メートル

        前回までのあらすじ                         ある日、私(さとみほ)は、友人マサ子先生と小江戸川越を旅した。市内七福神巡りの途中、我々年齢不詳ペアに突然話しかけてきた、怪しげなおじさん、金蔵が現れたのだ!                        どうする!?さとみほ!!       おじさんは、私の三白眼に気が付かないのか、「喜多院行く前に中院みたの?」と聞いてきた。 中院は、目的地である喜多院の隣に建つ、由緒ある天台宗のお寺であるらしい。狭山茶

        • before還暦diary 川越日帰り旅の巻 その2 さとみほ ピーンチ!!

          川越の町には寺社や神社が多く立ち並び、なかなかの風情である。    我等before還暦ペアは、まず、川越駅から一番近い妙善寺の毘沙門天様に、次に天然寺の寿老人様にお参りした。                               before還暦旅には、あっと驚く刺激は不要。のんびりと寺社の庭に咲く花を愛で、神様の紹介が書かれた看板に足を止めて、じっくり黙読。ああ、風流なり。それぞれが、神様に欲望・・もとい、心願成就をお願いした後、この後何をどんな順番で食べたいか、お

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        • before還暦diary 川越日帰り旅の巻    その4 さとみほ舌なめずり

        • before還暦diary 川越日帰り旅の巻    その3 一粒300メートル

        • before還暦diary 川越日帰り旅の巻 その2 さとみほ ピーンチ!!

          before還暦diary 川越日帰り旅の巻 その1 年齢不詳ペア七福神を巡る

          麗らかな春のある日、友人マサ子先生(勉強大好き。子育て終了後、大学・大学院を修了し、今や某大学で教えているというツワモノである。わたしの友人とは思えない。立派だ!)と日帰り旅に出かけることにした。 場所は川越。Wiki氏によると、なんでも埼玉県川越市は、江戸時代に城下町として栄え、当時の歴史的な街並みが残り「小江戸」と称される場所らしい。ふむふむ、で、おいしいものはあるのかのぉ。(って歴史スルー?)   何はともあれ、「川越グルメ」について熟知するため、行きの電車に揺られな

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