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女性はなぜヒステリーを起こしやすいのか?

先日
久しぶりに会った先輩から
元気がないな
と言われたんですが
若い頃に比べて落ち着いただけの
おさだゆきです


さて
女性と男性と比べて
イライラしやすいのって女性
ってイメージがありませんか?
ヒステリー
って単語も
私は女性を思い浮かべます

こんな風に性差がある場合
女性ホルモンが関係しているんじゃないか?
と分子栄養学的には考えます
今回取り上げる女性ホルモンは
エストロゲン
このエストロゲンとイライラにどんなかかわりがあるのか見ていきましょう


まずはイライラを引き起こすホルモンについての解説です

チロシンというアミノ酸(チーズに結構入っています)から
Lドーパ⇨ドパミン⇨ノルアドレナリン⇨アドレナリン
と様々な物質が体内で次々に作られていきます

今回取り上げるイライラホルモンが
ノルアドレナリンとアドレナリン
ノルアドレナリンは集中力や意欲を高めてくれます
アドレナリンは血圧脈拍体温発汗を調節します
ここで上の図を見ていただきたい
ドパミン⇨ノルアドレナリンの矢印のところに★マークがついていますね
ここの変換を起こすために必要なのが
酸素
ビタミンC

ここで銅過剰になることがしばしばありますが
そうするとその後の反応の
ノルアドレナリンとアドレナリンの生成量が増えてきます

ちなみに
女性ホルモンのエストロゲン
これが銅を運ぶセルロプラスミンという物質を増やすんですね
ということは銅が増えて★反応が進む
よってノルアドレナリン、アドレナリンが増えます
ちょうどよい量が体内にあれば
私たちにとって良い作用をもたらす二つの成分
過剰になった途端
イライラ、不安、攻撃性が増し増しになるのです

女性ホルモンのエストロゲンは月経がある女性においては
排卵日~月経前に増えるホルモンです
よく月経前症候群(PMS)と言って
イライラ、抑うつ、不安症状が出る方がいますが
このエストロゲンが過剰、要するにホルモンバランスの崩れから
そうなっているのではないか?
と推測します
勿論PMSはエストロゲンだけが原因ではありませんが
ひとつの要因となっているのではないでしょうか?

では
ホルモンバランスが崩れる要因のひとつをお伝えします
ストレス
です
そして
一番解消しやすいストレスは
血糖値の乱高下を起こさないこと
これにつきます
文章の中にストレスって出てきたら毎回血糖値の乱高下を上げていますねw

職場でストレスを受けています
職場をすぐ変えてください
なんてできませんよね
自分で能動的にできるのが
食習慣を変えることです

まずは血糖値が上がりにくい食習慣に変えていきませんか?

ゆっくり噛んで食べる
ベジファースト、プロテインファースト
精製糖質を避ける→全粒穀物にする→いわゆる甘いものは控えめに
食物繊維をしっかり摂る
3食しっかり食べる

一般的に言われている健康的な食事の仕方
そう
それがやっぱり大事なんですね

分子栄養カウンセラー
おさだ ゆき
栄養カウンセリング受付中


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