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わくわく琥珀糖第3弾

相も変わらず琥珀糖を作っている。
何度も作っていると慣れてくるもので、もうレシピを見ずともチャチャッと作れてしまう。
最近作ったもので気に入ったのはパッションフルーツ味の琥珀糖と、練乳の琥珀糖だ。
パッションフルーツの琥珀糖は鉱物のように作ってみた。

水晶クラスターのような琥珀糖。
紅茶と練乳の琥珀糖。

昨年末に干し網を買ったので干すのが非常に楽になり、また大量生産できるようになった。

いっぱい作れる。

また丸型製氷皿を買ってまんまるの琥珀糖も作ってみたのだが、こちらは乾燥に時間がかかり、表面のシャリシャリ感も薄かった。

いちごとカシスのまんまる琥珀糖。

在米していた頃に母の家庭教師をしていたアメリカ人の男性が先日来日した際、琥珀糖を日本の伝統的な砂糖菓子(琥珀糖は江戸時代生まれ)だと伝えてプレゼントした。
画家でもある彼は「綺麗だね」と大層喜んでくれて、「これはGummy(グミ、アメリカでは非常にメジャーで種類も多く売っている)みたいな物なのかな?」と一口食べた後に「Gummyより美味しい!」と言ってくれた。
甥っ子姪っ子にもプレゼントしたところ、大喜びでパクパク食べていた。

さて、市販の琥珀糖で私がずーっと気になっていたものがある。
それが福岡にあるハラペコラボさんの「こうぶつヲカシ」だ。
手作業で鉱物のように切り出された様々なフレーバーの琥珀糖は目にも舌にも美味しいとのこと。
ただし結構なお値段するので、ずっと買わずにいたのだ。
昨年のクリスマスにスペシャルパックが出ていたので、思わず清水買いしてしまった。

美しい琥珀糖達。

届いたものを開けてみると、まるで宝石箱のようだった。
宝石好きの私にはたまらない。
お味はというと、フルーツや洋酒の香りが華やかでとても美味しい。
食感はしっかり固めで、寒天が多めなのかな、と思った。
おそらく切り出しやすさを重視してこの固さに調整しているのだろう。

市販の美味しい琥珀糖は素晴らしかった。
ただ買うとなるとやはり高いので、せっせと自作の琥珀糖を生産する日々である。

レモン、ブルーキュラソー、練乳、ミントの琥珀糖。

最近ダイエットを始めたので消費量は下がると思うのだが、私が琥珀糖に飽きることはきっとないだろう。
シャリシャリぷるんな琥珀糖、一度作ってみてはいかがだろうか。
興味のある方向けに作り方を書いておく。

【材料】
水200ml
粉寒天4g
グラニュー糖300g
お好みで食紅少々、シロップやリキュール15ml

【作り方】
鍋に水と粉寒天を加え、混ぜたら中火にかける。
沸騰したら吹きこぼれないように火加減を調整しつつ2分ほど加熱する。
一度火を止めてグラニュー糖を入れて混ぜる。
弱火~中火で沸騰させてから吹きこぼれないよう調整しつつ5分ほど煮詰める。
味付けしたい時はシロップやリキュールなどを15mlほど火を止めてから入れる。
色付けはお好みで小さじ1ほどの水に溶かした食紅を加える。
耐熱容器(牛乳パックやバットでもOK)に入れ、粗熱をとってから冷蔵庫で1~2時間冷やす。
お好みの大きさに切ったりちぎったり型抜きしたりしてから数日~10日ほど日の当たらない風通しの良い場所で乾燥させる。
完成!

簡単に作れるので、乾燥させる場所が確保できるなら作ってみるのはどうだろうか。
毎日少しづつ結晶化していくので、お子さんの自由研究などにもおすすめだ。

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