引き寄せの法則を間違って使うと、こうなります
何かあなたに夢があったとします。
そして、いつも寝る前などにそれを考えて引き寄せようとしたとします。
しかし、その後やってくる現実は少し違うことがあります。
本当の願望(だと思っていた)とは
少しズレてしまっている現実が目の前に実現していました。
なぜでしょう??
例を出します。
例えば、
「お城で暮らしてお手伝いさんに何でもやってもらえる生活」
を願っていたとします。
「楽だわ〜、窓からの眺めは良いし、建物は豪華だし。
毎日ご飯は作ってもらえるし、
身の回りのこと何でもやってもらえてラクでいいわ〜。」
という空想をする。
これ、もしかすると将来は
ちょっと違った形で願望が叶うかもしれません。
実際はこんな感じで
↓
お城みたいな老人ホームに入って
寝たきりになって、外に出ることもできず、
でもご飯は運んで貰えて、
介護職員がメイドさんみたいな可愛い制服着ていて、
郊外にあるから窓からの眺めも良い。
でも自分じゃ何もできないから看護師さんに世話されてる
っていう風になるかもしれないんです。
なぜでしょう?
ある思考をしても、
それは形が現実化するのではなくて、
それが意味するところが現実化されるんです。
せっかく想像していたラクな生活は
単に寝たきりの胃ろうになってしまった老後
かもしれないのです。
車椅子で、周りに世話してもらっている。
っていうふうになるかもしれないんですね。
なんか、嫌じゃないですか?
ラクするって
本当に幸せなんでしょうかね??
「お城で暮らすのを夢見ました」
ということが、施設や病院で看護師に世話されるという可能性を生む
ということなのです。
この「お城でラクして暮らしたい」という思考のエッセンスは、
「自分はあまり動かず、人に世話されたい」だったんですね。
現実化には、
思考したそのものの他に
エッセンスは同じだけれどネガティブなもの
を引き寄せることがあるんですね。
ここでは病院とか、介護施設を表します。
そして、それに付属するものまで引き寄せてしまいました。
ここでは病気とか、寝たきりとか、です。
現象は相似形であちこちに起きる
お話の続きですが
「お城に住んでお手伝いさんに何でもやってもらう」
という願いがある場合、
こんなことが起きる可能性があります。
・テレビをつけるとやたらとお城が出てくる。
・新聞では、施設で大切にされている人の話を読む。
・大切に世話されている車椅子の少女を見かける。
・お城ツアーに友人が行く
など。
これは、あなたの思考が遠くで実現していることを表しています。
だから、逆に
何か同じようなことをよく見かけるならば
自分の深層意識にはそういう願いがあるのだと知るという
逆の発想もできるんですね。
まとめ
脳は主語を選びません。
あなたの思考は別の主語で実現していたり
遠くで起きたり
もしくはエッセンスだけが実現します。
先に書いた例からいきますと
老後はラクしたいという
思考自体をちょっとアレンジするといいかもしれません。
老人病院で入院すればラクかもしれませんが、
それはちょっと嫌でしょ?
ラクという意図だけが実現化する可能性があるので
体が弱くなって生活保護で働かずにラクする
っていうのも一つのラクの形ですしね。
それよりも、
老後は楽しく活動して毎日老人なりに幸せを感じて生きる、
老人なりに充実した生活をする
っていう風に書き換えてみるのもいいかもしれませんね。
そうしたら、
元気で長生きして色々活動しているのに
感覚としてはラクなのが実現するかもしれません。
レバレッジを利かせてビジネス収入が自動で入るから
自分の時間は別の有意義な活動に使えるとか
高齢になったら流石に足腰が多少は弱くなるから
タクシーを使いたい時にはいつでも使える経済状況、とか。
そういうラクを目指しつつ
毎日〇〇をして楽しく元気に生きているっていうほうがいいかもですね^_^