病気から学ぶこと
前のノートにも書いていますが、自分の親は双極性障害でした。闘病中は非常に大変だった記憶があります。感情のコントロールが効かなくて、暴れたり、とんでもない行動に出たり...(走行中の車から降りようとするなどなど)
それを見ていた自分は目の前で起こる現象に対しての感情しか無く、「勉強の邪魔をしたり、暴言を吐く親なんて最悪だ」と思っていました。本質を見抜けていなかったんですね。
親は元々、凄く優しい良い人です。その性格をも破壊してしまう病気って本当に怖いんだなって思います。暴れたりして他人を傷付けることはよく無いことですが、感情のコントロールが効かなくなって、本当はそうしたくないのに、暴れてしまうって本当にもどかしいし、悔しいんだなって最近思うようになりました。
というのも、最近、どうも精神状態が悪くて、気持ちのコントロールが効かなくなってきました。好きなことに取り組んでみたり、好きなものを食べてみても、一向に気持ちは上向かず... 今まではご褒美を自分で設けて、頑張ったり、頑張るために好きな音楽を聴いてみたり... それが全く効かない... 誰にでもあるやりたくないとか面倒くさいの次元を遥かに超えています。これは本当にキツイなと思います。そして、何より恐いのが、得体の知れない何かのせいで、自分がおかしくなっていくこと... 病気って怖いんだなって思います。そんな得体の知れないものと闘うのも本当に怖いと思うし、親は本当にきつかったんだなって思います。
まだ病院には行って無いですが、もう自分ではどうしようも出来ないレベルになって来たので、病院に行こうと思います。卒業が懸かった大事な時期なのにこうなってしまって、本当に悔しい...
今思えば、知らず知らずのうちに色々溜め込んでいたんだなって思います。親の暴れる姿は怖かったし、精神的にも参っていましたが、今思えば、無理をしていた気がします。その時にきちんと治療なり何なりしておけば良かったのかな、
こうやって弱い?不利?キツイ?立場になって、更にそういう人のために生きれたらいいなって微かに思えたことやこの苦しい状態を脱するために色んな人の意見や活動を知れたことは良かったかなって思います。
世の中にはもっとキツイ思いをしている人がいらっしゃって、自分の悩みなんて本当にくだらないとも思いますが、あの頃、こう思ってたんだって振り返られるようにメモっておきました。ご覧になって下さった方、ありがとうございました。
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