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どっちにもいたくない、と娘は言った

昨日、私とのスクリーンタイム(を巡る)バトルの最中に
娘は小さくポツリと言った。
うちも、お父さんちも、どっちもいたくない。

そして、
お父さんちに行って来る、とゴニョゴニョ。
LINEで約束を取り付けた。

安曇野の叔母からの小包が届いていた。

柘榴、栗、庭で採れたもの、いろいろ。
習い事が入らない貴重な休み、
娘と一緒に何かおやつを作ったり、
ドライブもしたかった。

思えば、娘には何度も言ってしまった。

あー、疲れた
一人になりたい、って。

傷ついたよね。

母が言う。
向こう(娘の父親)だって、
野放図にネットを見せるわけじゃないんでしょ?

たえちゃんと、仲良いわけだし。
父子が楽しくて、あなたが少し休めればいいのかもね。

まあね。
元夫の強迫観念が落ち着いていれば、
居場所が複数あるのはいいことだ。きっと。
私は、歯切れ悪く答える。

娘が帰って来たら、
失言を、謝ろう。
多分一緒に大河ドラマを見るだろうから、
寝る前がいいのかな。

ぶつけたのは、本音。
言い方が酷かった。
でも、あなたが大事。

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miomioみお
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