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憂いの篩

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離婚訴訟、離婚後共同親権などが中心、 主に私が見て来たことを書きます。
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ウミヘビと、邪気ー、脱皮ーニューイヤー

ウミヘビが泳ぐのを見た 職場の人に誘われたモズク採りの最中だった。 海面に、すーっと緩やかに上って行く、白黒の紐のような姿を見た。 その時は、怖さよりも ウミヘビって長いんだなあと見惚れた。 初夏に近い、明るい空や海の中、 無音のスローモーションを見ているようだった。 ずいぶん前なのに、 思い出したのは巳年だからだと思う。 求めているのは、幼稚園児のような、“ごめんね、いいよ”? 新年早々に、参っている。 初詣ではなく、両親に。笑 老いて失敗が多いのは致し方ないこ

決めた。

元夫が、私、子どもの生活を脅かすなら その時は立ち上がる。 娘のシェルターになる。 自分が被害者意識を握りしめている、 その自覚はある。 蓋をするのじゃなく 段々と手放そう。 自分を他のもので満たして行こう。 ひとまず、温かいスープでも作りましょ。

蓋を閉めるか、また開けるか

この先もずっと、被害者意識を持って生きていたくない。 お終いにする。 でも、されたままでいいのか。 娘は、さらに酷く傷つけられた被害者だ。 相手が今なおしていることを、 母親として、看過さずに闘うべきだ。 この相反する感情がぶつかり合っている。 先日、私はDV相談をした。 詳細は書けないが、 元夫の言動は、 経済的DVであるのはもちろんのこと、 モラルハラスメント、離婚後のつきまといに該当、 何よりも子どもへの精神的な負荷が大きい、 との話だった。 離婚後も悩まされる

被害について、語り尽くした感がある。 半年あまり、書いて、書いて、1日2回書いた日も。 わたし達は元夫からこんな目に遭った、 今もなお。 誰か知って欲しい 残したい 成仏させたい 取り憑かれたようにわたしは書いた。 これって、被害意識の卒業が近づいているのかもしれない。

毒電話と、面会強要 

元夫が、私達の住む実家に電話を掛けて来た。 父が電話に出ると、 娘は“じじ、ブロックして、嫌だから”と言い、 ブロックの概念のない父は意味がわからない様子で呆然とする。 ひとまず父に謝り、私のスマホに切り替えた。 娘は、父親との電話を嫌がり、 話の途中で私にスマホを渡し、 耳を塞いで隣室に消えた。 私が相手にその事を伝えると、 相手は、娘と話をさせて欲しい、と繰り返した。 あなたがブロックしていたから、何週間も娘と会えず、話せなかった、とも。 私は、話したくないと言ってい

養育費と、悲しい執念

ひぇー 面会に行くと、母が言った。 私の元夫の田舎は災害の被災地となっているのだが、 あの人の故郷、皆さんご無事なの? 皆さん、あの人のした事ご存知なのかしら?と あの人のした事。それは相手が私達にして来た、数多の訴訟、嫌がらせ、干渉。そして判決が出てもなお未払いの、婚姻費用、養育費。支払いを逃れるための退職。 私は答えた。 相手の親や親戚に知らせて、 誰かに助けて欲しいと思ったことはあるよ。 そうは言っても、夫婦問題は親戚には関係無いことだから。 弁護士さんにも、おす

家族介護を担う方へ

入院中の母からLINE 携帯の充電の線が接続悪くて充電されない。 充電の線を買って来て (本文ママ) と。 面会予定の当日に、買い物オーダーが入った。 面会日時は数日前に伝えてある。 私、暇だと思われているのかな。 子どものこと、父のこともあるのだけど。 そのくらいでイラっとする、ケチな感じが嫌だ。 この感情も地味にダメージを大きくしている。 母がLINEできるくらい回復して、嬉しいのだけど、 そう、一言 “悪いけど”“お願いできる?”と付け加えて欲しかったのだ。

ほとんどのシングルマザーは離婚前からシングルマザーなんです

一つ前の記事でご紹介した、Web記事。 noteでは、モラハラ、DV、離婚に関して これはまさに私だ!と思うエピソードが実に多いのだけど、 この漫画の台詞も、まさに私が陥った状況と全く同じ!!!!!! そう、離婚前から私はシングルだった。 何年間も実質一人で、幼い子の面倒を見ていた。 婚姻費用は支払われず、 かつ行政からの僅かな手当さえも受給できなかった。 別居し、 離婚調停、離婚訴訟中であっても 法的には“配偶者あり”だったから。 あろうことか、 この状態を知っていな

「共同親権」に感じるこれだけの不安

共同親権の問題が 非常にわかりやすく解説されています。 Xで見ていても、実生活で身の回りでも、 まさに我が家、と思うのは、私だけではないようです。 改めて思うこと。 親権は義務であって、権利ではない。 注視と、反対の発信を続けます。

娘の涙 “面会交流”について私が決めたこと。

娘が、また父親のことで泣いた。 習い事での、ある瞬間 私が“しょうがない、ここは我慢しようね。” と声を掛けると “嫌だ”と一言。 それでも皆の前ではふんわり笑っていたので、 どれだけの気持ちか気づかなかった。 体育館を出て、トランクにスポーツバッグを積んでいると急に表情が変わった。 一瞬私に抱きつき、 直ぐ私をすり抜け、後部座席のドアを中から閉め、 小さく声を出して泣いた。 友達親子も次々と駐車場に来たから、 見られたくなかったのだと思う。 お父さんが精神病を治さなか

ADHDと、警察沙汰と、笑う娘

脳がずっと動き続けている。 不安な時、悔しい時、嬉しい時も、 私には、書く場があるのは幸せだ。 母の病院から帰ると、雨がポツポツ降って来た。 娘は傘を家に置きっぱなし。 咳で、習い事を何週間も休んでいるのに、 また体調を崩しては大変、 私は初めて、車で学校に迎えに行ってみた。 着いてから気づく。 委員会があると言っていた。 一休みしながら、しばらく待てばいいか。 また慌ててしまった。 だけど、今日のもう一つの失敗は、こんなものではなかった。 私は、倒れた母に頼まれて救

¥300

いなくていいのに。 この人は、 いったい誰の役に立っているのだろう。 親族にも疎ましがられているらしい。 私は、周りからまたなんだねと同情される始末。 娘が可哀想、と。 少なくとも私と娘には、 離婚しても害しかない。 考える時間すらもったいない。 さあ自分の仕事に戻ろう。

“女性のDV被害”や“シングルマザーの貧困”に関して国連が日本政府に勧告 「無視することは憲法違反になり得る」

以下、弁護士JPニュースより抜粋しました。 弁護士団体が国連委員に問題を訴え 11月1日、CEDAWにレポートを提出し、実際にジュネーブまで渡航して会議に参加した、「DV虐待を許さない弁護士と当事者の会」の石井真紀子弁護士らが会見を行った。 同会は、「日本の家庭裁判所はDVや虐待があっても親子の面会を強制してきた」「裁判所がDVや虐待を見抜けず適切な判断ができないことが事態を深刻化させ、調停などの手続きも被害者の加害となり得る」との主張を行っている。 2026年までに

やめるの、やめます

娘をやめさせるなんてと、わたしを叱る人あり。 人に謝る余力があるなら、娘の気持ちを考えませんか、 娘が可哀想 せめてお母さんは守ってやって、と。 厳しい長文に、子ども達を思う気持ちが見え隠れする。 暖か、でも自身の責任は回避したいという気持ち満載の人も。 思いつきで言った言葉を巧みに撤回しているようで、 私は次第に気持ちが硬くなる。 とは言え、皆が、守り、背負っているものがある。 自分の主張だけ投げっぱなしの、お客様ではいられない。 まして会話は全て録音、言質を取り、隙あら