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ヘリオス第1部 あとがき


これを書き始めてだいぶ
目が悪くなりました。
後ろの席にいる学生の顔が
ボヤけます。

もう……何だかすみません。


完全なる自分の趣味の世界である
長ったらしい創作を投稿し続けて、
戸惑われた方もいらっしゃるかと思います。

「ヘリオス」は
長くてごめんなさい、と
確かに思い
少し描写を省きながら
それでも自分の「好き」だけに忠実に
書いている作品です。


疲れ方が尋常じゃありません。

何の見返りもないのに
どうしてこんなに頑張っているんだろう。


アドレナリンがドックドックと出て
自分でも止められないのです。


この作品は元は
くまさんの創作に影響されて書いたものです。


くまさんの表現力が素晴らしくて
感動したり、嫉妬したりしているうちに
私も何か書きたくなりました。


それで、
真似しないようにしようと思うと同時に
無意識に重力のように引っ張られるところも
あるのかもしれないな、と
考えていたとき

それを、
つまり嫉妬するようなものに
出逢った時の気持ちを、
書いてみたいなと
思って書き始めました。

要するに、
第1部の最終話と第2部の第1話が
書きたいがためだけに書き始めたのですが、
こんなに長くなってしまいました。



私は高校の頃
部活でお箏をやっていました。


とは言えこの部活は
管弦楽と声楽とお箏をトリプルで
やらなければならなかったため、


練習時間は長かったものの
どれもたいしたレベルに行けない、という
能力的にボンヤリとした部活でした。

ある時、何故だったか全校生徒の前で
演奏する機会があり、
私ともう1人だけが
お箏で合奏を披露したのですが、


その後に顧問の先生が頼み込んで
併設の中学校のとある中学生に
弾いてもらいました。

忘れてしまいましたが
その当時、彼女はまだ
中2か中3だったと思います。


この子は由緒正しいお箏の
何ちゃら流とかいう家に産まれて、
幼少の頃から国内外で演奏しており
なかなか学校にも来られないし、
本来なら無料で聴かせる
レベルじゃないんだということでした。


その子は大人しそうな
普通の見た目の子でしたが
その演奏はそれは見事で、
こんな小さな子が
日本の伝統芸能を肩に背負って
頑張っているんだ、と
感動した......


というのは後付けです😛


高校生だったその頃はただ
演奏の超絶技巧に
開いた口が塞がらないような
状態だったのですが、

今思うと
日本にはまだまだ
伝統を守るために
小さい頃から奮闘している子たちが
見えないところにたくさん
いるんでしょうね。


もう名前も忘れてしまったのですが、
凪を書く時は
この子を思い出していました。


ヘリオスをモチーフにしたのは
神のお告げでございます(笑)

眠る直前の夢うつつの状態で
「ヘリオスで書け」ということばが
頭の中にぽんっと出てきまして。

はいすみません、
私、スピリチュアルな人間なので
ご容赦くださいませ。

それで
「ヘリオス」が何者なのか
知らない私は
図書館に行って文献を
探しまわるところから始めました。

ヘリオスは西洋の
太陽の神様なので
ムッキムキの金髪です。

それで、ヘリオスに寄せた晃輝は
筋肉質の金髪大男にしたのですが、
このタイプは私には書きづらくて
大変でした。

放っておくと以前書いた
「完璧な人」の男主人公に
似ていってしまうので、

「これじゃあ海斗じゃん!」

と思いながら
修正、修正を重ねて行ったら
神は神でも
エロエロ大魔神になってしまいました😆

まあ、神話はだいたいエロいですわね。


ヘリオスの話には実は
キグナスという男性が出てきます。
ヘリオスの話をキグナスのことまで書くと
くどくなるので
本編に載せるのは止めようと思っていますが、
優成には少し
キグナスのイメージを入れています。

心が、白鳥のように真っ白な。


聖闘士星矢ではありません(笑)



私のエゴだけで書いている
この作品を
お時間を使って読んでくださった皆様、
本当にありがとうございます。

これから第2部に続きます。
現在、第3話まで書き終わりました。

※夜中までアドレナリン
 ドックドックです😆
 何やってるんだか。


間に秋ピリカグランプリの
創作も入れようと思います。

絶対参加するぞ〜!
皆さんもよかったらご一緒に✨

テーマは「紙」
10月4日からです。


ヘリオスを書くに当たって
苦しいこともありますが、
無事に書き終えられるように
頑張りたいと思います。

単なる私のエゴですけどね(笑)




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みおいち@着物で日本語教師のワーママ
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