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アダージョ完結、ありがとうございました。


そうよ♪わたしは♪
さそり座の♪おとこ♪


他の記事と順番が
前後しましたが、
創作「アダージョ」完結
ありがとうございました。


こーーーーんなに長くて
お時間を取らせてしまいましたが、
お読み頂けて本当に、嬉しかったです。


やっぱり私は
長編が好きだなぁ、と
思いながら書いていました。

そしてそれは
忙しい今の時代には向いていないのですね。

いつだかの新聞で
短編を専門に書かれる小説家さんが

「長編は現代にはそぐわない。
 まず読まれない。
 難易度が高すぎる」

と仰っていて、
ああもう、本当にね
私は何をやっているんだろう、全く、と

ウンザリしながら
それでも書き続けました。

自分で設定した
登場人物一人ひとりに
愛情が湧いてしまって、


それが故に特に
アダージョでは
話が広がっては削ることの繰り返しでした。

例えば、


女性主人公(翠)の妹(杏)が
モデルのアルバイトにスカウトされて
男性主人公(奏真)のモデルのお母さん(一華)に
相談する話。


全カット。

一華、相当いいこと言ってたんですが、
話が逸れすぎるので。


ラストシーンで
翠のお父さん(晃輝)が
奏真の留学に至った心意を語り
骨のある奴だ、って認める会話。


全カット。

泣ける話ではあったんだけど
文字数オーバーでした。


当代家元(凪)が奏真に
晃輝が奏真に対して厳しい理由を
語るシーン。

全カット。


凪に感動することを言わせましたが、
本当は
晃輝は翠を奏真に
取られたくないだけだと思うので。
翠は凪似で奏真は優成似だから
恐怖でしょうね。


翠が推薦で
特待生扱いで大学に
合格する話。

全カット。

こちらも単なる文字数オーバーです。
代わりに、奏真にさらりと言わせました。


中学生編で
奏真が翠に
一華の勤務先から社販で
くまのぬいぐるみを
お小遣いで買って
誕生日にプレゼントするシーン。

全カット。
全く要らない。


ennuiの他に
優成が晃輝に頼まれて出た広告や
優成の役職。

全カット。



優成のBLネタ。

全カッ......あれ?

本文に関係のない
社内で襲われそうになって
須藤さんに助けられた話とか、
残っているのはどうしてでしょう。


あれ?

あの話、長いから削ろうと
思っていたのですが。

確か夜中に書いたので
削り忘れました😅
BLネタ、恐るべし。

※しかも、もうBじゃない。



とにかく
いろんな設定をしたお話でした。
一人ひとりが可愛くて
大事に思っていました。


中でもお気に入りは誰か、
と聞かれれば
私はおっとりさんの一華に
思い入れがあるのですが、


あまり登場させてあげられなかった
昴の奥さんの香織は
口は悪くても
人間的に大人で好きです。


だから大晴も落ち着いているんだろうな、
と思っています。

そう言えば大晴の顔は
香織譲り、ということもカットしました。


晃輝と優成は
当初は断然優成びいきでしたが、
アダージョでは
どんどん変になる晃輝が
面白くって

※この人、最初から変でしたが。

始まりと締めを
晃輝にお願いしました。

だって晃輝は
あまり優成を出すと
すぐ嫉妬するので。

ヘリオスの主役ですものね。
外伝の主役に負けてしまうと
凪も取られてしまうような気になって
しまいますよね。


そうそう、
晃輝は敢えてさそり座に、
凪はそれに相性の良いうお座に
設定してあるんです。


長く凪を愛してくれて
察しの良い星座を探したら
さそり座でした。


奏真が無事に帰国して
もし翠のお婿さんになれたら
晃輝にしごかれるんでしょうね。


頑張れ奏真!



何だかよく分からない話をして
申し訳ありませんが、
私の大事な妄想にお付き合い頂けたのは
本当に嬉しいことでした。


今後は少し
時代の波に乗って
短編でも書いてみようかな、と
思う気持ちはあるのですが
どうでしょうね。


先ほどの新聞に出ていた
小説家の方が

「短編だと輪郭を際立たせる
 必要があるけれど、
 それを気取られないように
 自然に描写するのが難しい」

というようなことを仰っていて
どうかな、と思っています。


ともあれ、
川崎流が代々繁栄しますように。

心より、感謝を込めて。



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みおいち@着物で日本語教師のワーママ
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