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コーディネートは、こうでね〜と。

明日は月に一度の着付教室です。

勤務校で授業のときは
かなりカジュアルに
ウールの着物に半幅帯で
行くのですが、
着付教室だとそうはいきません。


着付教室は
絹至上主義的な雰囲気がありまして、
そんなのは私の勝手な
思い込みかもしれませんが、
やはり絹を着ていきたい。


だけど
教室で他装(人に着せる)を
するわけで
そんなときに畏まった
例えば訪問着などを
着ていくのは
おかしいですね。


小紋でもいいのですが
やっぱり
絹でカジュアル、と言えば
紬が一番。

紬については、こちらを↓ご覧ください。


先月も紬で行きましたが
今回も。

帯はこれまた
気軽すぎる半幅帯では
行けません。


名古屋帯のカジュアル...
どれがいいかな。


あ、これにしよう。


以前何かの記事で
お話しました。


表がかなり汚くなってしまったので
表を裏に
裏を表に
職人さんに仕立て直して頂いた
えんじの織の名古屋帯。
私の大好きな色。



着物が私には地味だから
帯はこのくらい明るい色が好き。


帯揚げはこんなに鮮やかな
遊び心のあるピンクの絞りを。
絞りって格が高めだけど、
色がこれだから
まあいいでしょう。

花立涌、という
水蒸気をデフォルメしたデザインに
花を入れたもの。



帯締めは本当なら
丸ぐけ(丸いもの)が気軽ですが、
個人的に平織りが好きなので
これでいいや。


この組み方が
すごい技術、でしょう?
惚れ惚れします。

そう言えばレタスで
惚レタスってあったな。

金糸銀糸が入っていると
高級感が増してしまうのですが、
色が水色なので許容範囲です。



羽織はこれかな。
光沢のある、普段使い。
やっぱりえんじ系。

ああ、本当にね
着物って本物の色が
写真に写らないので残念です。


そう言えば帯を合わせているときに
見つけてしまった
お気に入りだった名古屋帯。


日本語教師新人の頃、
よくこの名古屋帯を締めて
授業をしていました。


少し前なら

「よくもまあ、こんな有職文様の
 堅苦しい名古屋帯で
 授業をしていたな」

と思ったでしょうけど
今はこれで授業も有りだと思います。
金銀多めですが
オレンジが効いていますし。


私ね、年を取って
自称26歳になってしまったので
もうこの帯は派手で
出来ないかな、と思っていたのですが


久しぶりに出してみたら

いや、いいんじゃない?
基調が黒だし、


思い直して
嬉しくなりました。

基本的に私は
人様の着物コーデに
難癖をつけるほど
人様に興味はありません(←酷い)。

つまり
礼装でなければ、
失礼がなければ、
着たいものを
着たいときに
着れば良いでしょう?と
思う方です。

だけど
知識も経験も豊富な
主任の先生にお会いするときは
いつもちょっと、緊張します。

さあどうでしょうね、
このコーディネート。


コーディネートは
こうでねーと。

※チビが最近よく言うダジャレ。

なんて仰る方じゃないので
大丈夫、ならいいな😆



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