フリーランス人事であるということ #3
人事の楽しさとは、相手がヒトである以上全く同じ事象は一つもなく、パターン化のできない難しさがあるところだと思っています。
さて、フリーランス人事の話、第3回になります。
今回は、どのように案件を獲得していったか?についてです。
前回エージェントのA氏に、単価の低いものから高いものまで複数案件獲得し、まずは実績を作ることの大切さを教わったと書きました。
そして初めに3件ほどお仕事をいただきました。
業務内容と責任度合いが単価と比例している形になります。
依頼を受ける中でわかったことは、自分の経歴で"ここは人よりも秀でているのではないか"と思っていた場所が、案外役に立たなかったことです。
自分の評価と市場感でキャップがありました。
目からウロコでした。
自分を世に放ってみて、初めて企業側が外部人事に求めることがわかりました。
自分では髪が長い方が可愛いと思ってたのに、短い方が似合うよと言われた時のあの感覚と一緒です。
そこから売り出し方も再度チェンジし、
採用や組織開発側を専門としつつ人事領域全般可能ですという内容に変更しました。
そして、もう一つ心がけたのは背伸び案件もゲットしていくこと。
経験のない領域がないようにしていきたいという思いもあり、依頼されたものは苦手分野でも断らずお受けしていました。
そのおかげでこの半年で人事としての知見はかなり増えたと実感しています。
3件だった案件は、実績を積むうちにあれよあれよと増えていき、エージェントを介さず直でのご依頼もいただけるようになりました。
なんとありがたいことでしょうか。
また、背伸び案件から派生し、人事とは無縁の仕事をお受けすることも増えました。
例えばタイの市場調査やタイと日本の一人あたりGDPと消費財の関係性リサーチなどです。
よくわからないけれど、面白そうなので引き受けました。
フリーランスで人事をされたい方は良かったら参考にしてみてください!
ご覧いただきありがとうございました。