オリンピック直前、パリに住んでる人の今
パリの最近の街。
国旗マークがついたジャージで歩いている人、オリンピック限定デザインのグッズを持っている人、本名が書かれた札を首から下げている人…
歩いている人はほとんど、オリンピック関係者。
もしくは、すでにバカンスを終えて労働に戻ってきた人たち。そしてもしくは、バカンスを手に入れることができない労働者たち(私のこと)。
大抵のパリジェンヌとパリジャンはすでに休暇中、パリから去っている。私のアパートの隣人は、7月の頭から不在だ。下の階に住む大家さんは、9月にパリに帰ってくるらしい。
同僚の生粋パリジェンヌは、6月末にはそそくさと休暇に入った。次に帰ってくるのは9月の頭。バカンス入りまーすって言いながら去った清々しい顔、忘れないからな。
フランス人には、夏=働かない これが常識みたいだ。
ちなみにパリ在住歴が長い日本人はというと。
パリ歴8年目?の日本人の大先輩は、彼氏の実家・フィンランドへ。羨ましい。
パリ歴15年目の日本人の友人は、会社が1ヶ月半休みだから働こうにも働けないので、日本に一時帰国する、とのこと。
パリ歴が長い人たちは、こう言う夏の過ごし方になるらしい。日本では考えられないけど。
夏にパリに残る人の声も紹介したい。
パリ歴10年のベトナム人の同僚は、観光客が大嫌い。そして今一番嫌いなことは、レストランで自分が観光客に間違われることらしい。
新人同僚のフランス人は、転職したばかりだから働くしかないよね〜と残念そうな顔。遅刻が多いのは、オリンピックで電車のダイアが乱れているせいにしている。まだオリンピック始まっでないけどな。
なんだか落ち着かない夏のパリ、私はいつも通り過ごす予定。
と、ぼーっとしてたら行きたい図書館へは、オリンピック関係のパスがないと入れないことが建物の目前でわかる。悔しすぎる!
明日は、開会式らしい。
なんだか私もソワソワしてきた。
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