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2歳で保育園を4園経験した長男のこと〜2園目〜

1歳8ヶ月から2歳10ヵ月の間に4園の保育園を経験した長男のことを綴っています。
今回は、2園目の小規模認可保育園について書いていきます。

1園目の短期特例保育についてはこちらの記事をご覧ください。


はじめに

私には現在3歳と1歳の息子がいます。長男5月生まれ、次男3月生まれの年子です。東京23区在住。お住まいの地域によって保育園に関するルールは変わりますので、私の体験談はあくまで参考としていただければ幸いです。

2園目:小規模認可保育園(1y10m)

保育園と家族の力を借り、切迫早産を乗り越え、長男は3月28日に短期特例保育を終了しました。
もともと、1歳の4月からは認可保育園に入れようと考えていたので、第二子妊娠中に認可保育園の申し込みは済ませていました。
この時、私には「普通は認可保育園に入れるもの」という既成概念がありました。
認可外の保育園は認可に落ちてしまった場合に申し込むところという認識で、全く調べもしていませんでした。
このことが後々、転園回数を増やす一因になろうとは……この時は思ってもみませんでした。

私は第二子を出産して育休中だったため、出産要件で保育園を申し込みました。
「保育の必要性」を判断する基準の1つに「妊娠・出産」が定められているため、上の子を保育園に入園させることが認められるのです。
ただ、フルタイムで働いている方より点数(保育指数)が低くなります。
区の保育課で我が家の点数で認可保育園に入るのは難しいのか聞いてみたところ「園庭が広いなどの人気の園は難しいが、小規模園でも良ければ、希望欄を全て埋めて出せばどこかしら入れると思う」と回答をいただきました。
私はアドバイス通りに小規模園も含めて家から通える園を13希望まで書きました。

そして、ドキドキの内定通知日。
な、な、なんと、内定したのは13園目に書いた園!!!!
えええええぇぇ!!ギリッギリや〜〜ん!!!!
まさか、こんなにギリギリで入れることになるとは思わずびっくり。
結果入れてよかったけど。第5希望くらいには入れるのかな〜なんて思ってたよ。自分の甘さを思い知りました。

正直、13園全て見学した上で申し込んだわけではありません。
見学や園庭開放に行ったことがある園もありましたが、入園が決まった園はネットで得た口コミ(しかも少ない)情報と公式サイトの情報のみで決めたところでした。
正直不安がありましたが、幸運なことに先生方もみんな優しく、余裕のある人員配置で手厚く見ていただけました。
甘えん坊で繊細なところがある長男には小規模園は家庭的な雰囲気で合っていたと思います。それでも慣らし保育は約3週間かかりました……。
最初はケロっとしていたものの、日を追うごとに泣くようになっていった……というパターンでした。だんだん預けられる意味がわかってきたのだと思います。
朝は泣いても、持ち前の食欲で給食とおやつは毎日完食(おかわりも)し、お友達と楽しそうに遊ぶ姿も増えていきました。
保育園は毎月「食育の日」があり、夏はスイカ割りをしたり、毎月工夫を凝らした体験をさせてくれました。
みんなで近所の八百屋さんにバナナを買いに行って、そのバナナを潰してジュースを作るという月もありました。

もう通えない!?保育料金が2倍に……!!

保育園にも慣れ、秋の運動会を楽しみにしていたある日。
「保育料決定通知書」が届きました。
私は目を疑いました。え?何かの間違いじゃ……?
なんと、保育料が以前の倍近い金額になっていたのです!!

私が住んでいる区では、保育料は4月と9月の年2回決定します。4月から8月分は前年度住民税をもとに算定し、9月から翌年3月分は当年度住民税をもとに算定されます。
私は育休中で働いていないし、夫の仕事も変わっていない。もちろん、収入が2倍になったわけもない。

ではなぜ、保育料が上がってしまったのか。
それは、夫が第一子の育休を2年連続ボーナス月に取得したから!

ボーナスの社会保険料は、ボーナス支給日の末日を含んだうえで、連続した1ヶ月を超える育児休業等を取得した場合に免除されます。

例えば、7月にボーナスが支給される場合、7月31日を含んで連続1ヶ月以上の育休を取得すれば、社会保険料が免除になります。一方、7月1日~7月30日など末日を含まない場合や、7月20~8月15日など1ヶ月を超えない場合は免除になりません。なお、所得税や雇用保険料は通常通り控除の対象です。

【出典】日本年金機構「育児休業等期間中の 社会保険料免除要件が見直されます」

夫は第一子が1歳2ヶ月になるまでの間に2回に分けて育休を取得しており、2年連続でボーナス支給日の末日を含んだ期間で取得しているのです。
この節税効果は絶大だったようです。
その他にも、会社の業績好調でボーナス額が上がったことも、9月分からの再計算された保育料が上がった要因です。
つまり、1回目の保育料決定時の納税額がかなり節税できていた額だったために、2回目の保育料決定時はフルフルで働いた額の税金(節税対策なし)で計算されたので1回目より大幅に上がったということでした。

もちろん、節税になることを考えてこのような育休の取り方をしたのですが、保育料が後になって上がることを想定できていなかったのです。
せっかく保育園に慣れて安定して通っていたけれど、毎月の支払いが数万円増えるのは痛い……。かなり痛い。
私の仕事復帰を遅らせるか諦めるかして自宅保育するか、他にもっと金額を抑えて預けられるところを探すか……。
どうする?どうする??

つづく。

保活についてTBS Podcastでもお話しさせていただきました

TBS Podcast『ベビーのいる生活〜迷える子育て応援Podcast〜』の座談会に参加し、長男の4園の変遷を語っています!
匿名座談会なので「ライム」という仮名で参加しています。
他の参加者の皆様のお話もとても参考になるので、ぜひ聴いてみてください!
※番組の許諾を得てリンクを貼っています。

1園目:短期特例保育(1y8m)

3園目:小規模認可外保育園(2y5m)

4園目:企業主導型保育園(2y10m)

別記事で執筆予定。
執筆でき次第リンク貼ります。

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